第6話 「康子」と「ふみ」

和紙を通した柔らかい光に包まれる室内


あ、はぁ、、、


もっと


もっとぉ


舐めて、ねぇ


ここ?


うん


いいの?


もっとして、もっと


ふみ、好きよ


私も好き、大好き


しなやかな肢体が絡み合う

互いを慈しむように

時にはむさぼるように



「仕事忙しいんでしょ?。」


「うん。珍しいね仕事の事とか。なんかあった?。」


「お医者さんから新しい薬貰って、気分が楽。」


「そっか、良かった。」


「ね、殺人現場ってどんななの?。」


「やめなよ、そんな話。」


「聞きたい。」


「変態かぁ。ふふ。」


「知らなかったの?、2人とも変態じゃん。」


「知ってる。」


「キスして。」


「’ちゅー’っ」


「違う、こっちに。」


ふみの両足の隙間に顔をうずめる康子。

ふみは体を反らせる。

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