第3話 世界役者
「私を頼って」
「俺を求めて」
白の盤上
輝く光のコマ
黒の盤上
輝かない闇のコマ
私は 俺は 一体どちらに属している
「この世界の役割を教えて」
何かの役を演じていないと 落ち着かないの
歯車でいれれば 世界の一員だって
そう思っていられる
私を 俺を 必要としてくれる場所はどこ
目の前の盤上の どこにも居場所がそんざいしないなら
その盤ごと ひっくり返してしまうよ
「こんな世界いらない」
「ストーリー」
居場所は作る者だっていう人間がいるかもしれないけれど。
作れないから、求めるんだよ。
私達、俺達みたいな人間はね。
詩集86 みんな、言葉という役を演じている 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
同じコレクションの次の小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます