第4話 君の望みを叶えたい



 君の望みを叶えたい


 どんな荒唐無稽な願いだって


 どんなに馬鹿らしい願いだって


 僕が君に与えられたものはたくさんで


 広げたこの両腕の中からこぼれてしまうほどだから


 全部返しきれるか分からないけれど


 できるだけ返していきたいから


 君の望みを叶えたい


 君に望みを叶えらえれたこの身で


 叫んだって


 求めたって


 願ったって


 その手段は飛び込んできたりはしないけど


 壊れそうなほど強い衝動


 真空の空に向けて 放つ


 自分の決意をたしかめるよ


 吸い込まれそうな闇の中に


 光る小さな希望


 見つけたあの頃の僕の気持ち


 リンクしてるようだ


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