Episode1:A bargain is a bargain

Episode1 #1 One day in the morning

Episode1: "A bargain is a bargain" (邦訳:契約は契約)


 目を覚ますと、そこは真っ昼間の殺風景な眩しい世界ではなく、休日の朝の薄暗い自室だった。土と空だけが続く世界に突っ立っていたわけではない。いつものベッドで大の字に横たわっていたのだ。自分を小突くひどい兵士もいるはずがない。いるのは自分と簡素な家具達だけ。威嚇するような低い音を立てる軍用の四駆車もなく、あたりはしんとしていた。

 あれは夢だったのだ。その事実をようやく実感し、彼は安堵で胸を撫で下ろした。

 低い唸り声ひとつ。ゆっくりと身体を捻ってから上半身を起こすと、彼は洗面台へと向かった。

 折角の休日にあんな夢を見たのだ。一日の始まりから最悪である。気持ちを切り替えるためにも顔を洗うことにした。

 洗面台の蛇口を捻る。蛇口からちょろちょろと流れる水に手のひらを突っ込むと、鋭い冷たさを感じた。少しずつ冬が近づいているのが分かる。

 派手に水を散らしながら、顔を洗う。直後、タオルを取ろうとした際に反射的に鏡を見て、自分の目がいつも以上に窪んでいるように見えた。

「……疲れてるな」

 うんざりした声が思わず出る。心当たりはいくらでもある。だが、今はそのことを考えたくはなかった。

 こういう時は腹を満たすに限る。顔を拭ったフェイスタオルを乱雑に洗濯機に放り投げ、彼は台所へと向かった。

 食料がギッチリ詰まった冷蔵庫から、彼は慣れた手つきで卵とバターとパン、そしてベーコンを取り出す。大雑把に手近にあったナイフでバターの塊を切り取って、これまた適当に置いてあったフライパンにひょいと放り込み、火をつけた。

 暗く青白い炎がフライパンの底を炙り、切り取ったバターを溶かしてゆく。バターは泡を吹きながらフライパンの表面を踊るように滑って溶けた。バターが焦げないうちにパンをフライパンに置き、あとは焼けるのを待つだけだ。

 3分もない少しの猶予の中、パンが焼ける匂いと溶けたバターの香りを楽しみながら、ふと窓から空を眺めた。

 見事なまでの立派な曇り空だ。10月にもなるとこの地域は雨が多くなる。今日も降らないと良いのだが。

 そんなことを考えているともう頃合いだ。彼はパンをひっくり返し、もう片面を焼いた。さっきまで焼いていた面はこんがり綺麗にいい焼き色がついていた。ここまで来ると上機嫌になってくる。さっきより少し短めに焼いたところで、パンを皿にあげる。さっき冷蔵庫から出した時は柔らかかったパンもカリカリだ。

 次はベーコンだ。パンを焼いたおかげでフライパンは十分温まっている。袋から出したベーコンは脂でテカテカとしている。指で摘んでフライパンに入れようとして、水分と一緒に垂れた脂がフライパンのヘリでいい音を立てた。

 豪雨のような威勢のいい音と共にベーコンが焼けていく。溶けた脂と水分で跳ね上がり、少しずつ縮む。

 いい頃合いだろう。出しておいた卵をコンロのそばにぶつけ、殻にヒビを入れる。今日はチャレンジをしたい気分だった。少しぎこちなさと好奇心に駆られた右手だけで、卵を割る。パッと白い花弁を開かせたかのように卵は脂たっぷりのフライパンに落ちた。黄身も無事である。思わずガッツポーズをしてしまった。

 目玉焼きはひっくり返さないことにする。両面をしっかりと焼いたのも好きだが、ここでひっくり返すのに失敗しては元も子もない。

 さっきの殺伐とした夢なんてどこへやら。傍にあった胡椒のミルを放り投げ、一回転させてからキャッチするまでの上機嫌っぷりだ。パンと同じ皿に卵とカリッカリに焼き上げたベーコンを乗せたのち、胡椒をカリカリと振りかけて、塩をひとつまみ振れば上出来だ。鼻歌の一つでも歌いたくなった。ドリンクは牛乳とお気に入りのオレンジジュースにした。

 左手にコップを二つ、右手に上出来の料理が乗った皿を持ち、いつものテーブルに置く。椅子に座れば、窓から曇った空といつも眺めているビルが見えた。ビルに人の気配は全くなさそうだ。牛乳に口を付けた後、無作法ながらも焼けたベーコンを手で掴んでカリッと齧った。予想通りの出来である。

 あれだけ楽しく時間をかけた料理はものの10分もせずに皿から消えた。最後にオレンジジュースをあおるように飲み、ふぅと一息つくと、席を立って皿をシンクへと運んだ。そして皿を水で洗い流してから、窓辺に立って下の方を見た。


 ヨーロッパのとある場所に位置する小さな共和国、トークス。そのほぼ中央に位置する首都、ライバック。そこの古びたアパートの3階に、彼、バーソロミューは住んでいる。

休日の朝ということもあって、街の人通りはまばらで少ない。空いている店もそうないし、歩道でドリンクやサンドイッチを売っている人もいない。路面電車や車の往来もあまりなく、まだ皆家でのんびりしているのだろう。

「……平和だな」

 思わずそんな言葉が口をつく。つい、今朝の殺伐とした夢を思い出し、そして最近災難続きだっただけに、こんな静かで平穏な空気が何よりも愛おしい。退屈は人を駄目にする上に苦手だが、波乱に満ちすぎているのも考え物だ。最近自分の身に降りかかる災難が多すぎるが為に、彼はつくづくそう思っていた。


 そう。ここ最近は本当に、災難続きだった。

 バーソロミューは、建物の塗装や清掃などを含む、ビルのメンテナンスの仕事についている。まだ車の運転免許は持っていないが、特に問題はない。大抵仕事仲間が運転する車に乗り、現場に行って作業を行う日々をこなしている。彼の仕事ぶりは誰よりも手早く綺麗にやるという領域までは達していないものの、しかし真面目な性格が幸いして仕事は極めて丁寧だった。

 それに勤務態度も真面目で同僚達との付き合いも悪くない。ごく普通か平均以上の良心に満ちた好青年であり、それ故周りの評判も悪くなかった。


 そんな彼の身に異変が起きたのは、ちょうど10日前のことだった。

 珍しく、深い霧が立ち込めていた夜のことだ。仕事を終えた後、私用があって寄り道をしていたバーソロミューは、人通りの無い暗い裏道を歩いていた。

 いくら自宅への近道とはいえ、こんな道歩くんじゃなかった。一人寂しくその道を歩いていたバーソロミューの心境は、だいたいそんなところだった。

 夜の裏道だ。昼間でさえ人通りが少ない場所なのに、こんな暗闇だと尚更不気味である。最近何かと物騒な事件が多いと聞く。これはまずいことをしてしまったか。

 早く自宅に着かないだろうか。そう思いながら彼が急ぎ足で歩いていた矢先。

「わあああああっ!」

 いきなり、男の悲痛な叫びが近くから聞こえた。とっさに声の聞こえた方角を向く。何があったんだろう。そう思う間もなく反射的にそっちへと向かったのが、間違いだった。

 しばらく走った先に見えたのは、一人の男が尻餅をつき、何かに怯えている光景。わずかな街灯でも、男の脚が真っ赤に染まっていることにバーソロミューは気づいた。かなり深い怪我だ。足元に血溜まりができている。あの様子ではもう歩くことさえままならないだろう。

 バーソロミューは哀れな男のもとへと駆けつけようとした。何か事件が起こったに違いない。だが、それは直後の光景に阻まれることとなった。

「く、来るなっ……!」

 何もない筈の宙を見て、叫ぶ男の視線の先。バーソロミューもつられてそちらを見ると、そこには、青白い“何か”があった。

 もはや“何か”としか言いようがない、形容し難いものがそこにはいたのだ。煙の様にぼうっと宙に浮き、半透明なもの。全長2m程の大きさのそれは前後左右にその身をうねらせ、不規則に動きながら、時折その表面に“人の顔のような何か”を浮き上がらせていた。不気味なその物体は、宙を泳ぐように進みながら男へと近寄り、そして、その男の口から入っていったのである。

 一体、目の前で何が起きている。バーソロミューは訳の分からぬその光景に凍りつき、声をあげることさえ出来なかった。まるで風邪のときに見ている悪夢のようだ。しかし愕然としながらもこれはまずいとだけは分かっていて、叫ぼうとしたその瞬間。

 男の身体が、破裂した。

 声が、出なかった。

 まるで水を入れた風船を針でつついたかの様に裂けて飛び散り、水分を含んだ音が辺りに響く。それと同時に先程の青白い何かが“かつて男だった物体”から四散するかの如く出てきて、宙を舞った。

 バーソロミューは己の目を疑った。いや、先ほどから目の前で信じられない光景が繰り広げられている。悪夢ではない、幻覚でもない。見まごうことなき現実、のはずだ。しかし、それを受け入れられぬ自分がいる。

 どうすればいい。凍り付きながらも周囲を見回し、そして“青白い何か”を見たその瞬間。

 その“何か”の表面に明らかに顔が現れ、こちらをじっと見ていた。

「!?」

 目が、合った。それをはっきりと認識したバーソロミューは無意識のうちに震え、そして逃げ出した。このままでは命が危ない。それだけは本能的に理解していた。

 闇に大きく響く、早足で石畳を蹴る音。風が吹くと共に、後ろから聞こえる不気味な音。

 まるで何かが吠えているような、それとも人が唸り呻き苦しんでいるかのような声。後ろを振り向けば殺されてしまう気がして、とにかく猛ダッシュで逃げた。

 だが、このまま逃げていても埒があかない。どうにかしなければ。そう思って彼が向かった先は、大通りに面した場所にある、警察署。人が一人死んでいるのだ。通報しないわけには行かないし、事情さえ話せば何とかなるかもしれない。

 半ば激突するかの如き勢いで警察署のドアを開け、受付へと向かったバーソロミューは完全に息の上がった声で開口一番、大きく叫んだ。

「ひ、人が……殺されているのを目撃したんです!!」


 それから。バーソロミューは担当の刑事から事情聴取を受けることになった。連れて行かれたのは、狭い部屋。四方灰色の壁に囲まれて、リノリウムの床で出来た部屋だった。簡素な机1つと椅子が2脚だけ置かれている。なんだかやたら殺風景で、機能しか求められていない部屋だと彼は思った。

 椅子に座り、住所と氏名を指定の用紙に書いてしばらく待つと、一人の男が入ってきた。彼がおそらく担当の刑事なのだろう。40も半ばを過ぎた刑事はしかめっ面のままドーナツをかじりながらどかっと向かいの椅子に座り、さも苦痛だと言わんばかりにため息をついて。

「……で、人が死んだって?」

 それだけを彼に聞き返した。

「そ、そうなんです!!」

 バーソロミューの頭から爪先までをじっと何か品定めするかのようにじっと見て、刑事はふーんと返した。

「113は?」

「……え?」

 謎の3桁の数字を聞いて固まるバーソロミュー。刑事の意図がわからない。刑事はその表情に呆れを深くさせた。

「警察への通報電話だよ」

「え、あ……」

 刑事の発言に、一気に思考が固まった。たしかに普通事件を目撃したらまずは電話である。

「113番を知らない?」

「そ、その……」

「おたくブロアニアかセドリナからの出稼ぎか何か? あっちは92とかだっけか」

「いや、そういうのじゃなくて……一応市民権はあるんですけど……」

 まさかここまでこんな初歩的な会話で詰まるとは。何度か「あの、その」としどろもどろになった後、口をついたのは。

「携帯電話、っていうんですかね」

「うん?」

「それ、使えなくて……」

「……うん?」

 刑事の視線が「変なやつに当たったな」というものから「面倒臭いけどなんか可哀想だな」に変わったのが、バーソロミューにも理解できた。

「つまり、携帯電話を持っていない?」

「そ、そうです!!」

「そーかそーか。そりゃご苦労さんだったな」

 なんかバカにされた感じが否めない対応をされた気がするが、信じてもらえたようだ。たぶん。

 刑事はバーソロミューの目の前に地図を広げて見せた。

「とりあえず、その殺人を見たって場所を教えてもらえねかな」

「ここ、です」

 事件現場を指す。レッドウッド地区のウエストパークアベニューだ。

 刑事はそれを見て立ち上がると、一旦部屋を出てからすぐに戻ってきた。何かを指示したのだろうか、とすぐに理解できた。

「すまんな。とりあえず警官をウエストパークアベニューに派遣した。……で、詳細なんだが」

「詳細」

「そ。思い出すのも辛えと思うけどよ、詳しく話してくんねかな?」

 ようやく切り出された本題。彼は待っていましたと言わんばかりに、危うく立ち上がる勢いで机から乗り出した。

「目の前で、死体が破裂して!」

 思わず食い気味に刑事の質問に答えるバーソロミュー。刑事が面食らった顔をしていることに気づく余裕はなかったわけで。

「破裂?」

 目の前の刑事は言葉を繰り返していた。破裂した死体など刑事のキャリア上携わったことなどないだろう。

「破裂って、パァンって、内側から?」

「そうです! 内側から幽霊みたいなものがブワーって!!」

 直後、たたみかけるようなバーソロミューのセリフに刑事は突然押し黙ってしまった。そこでようやく彼は刑事が今までまごついていたことに気づいた。

 そして刑事はため息を一つ吐き、部屋を出て行ったのである。

 しかも、今度はすぐに戻ってこなかった。

 何があったのだろう。嫌な予感がする。そんなことを考えていると、さっきの刑事が神妙な面持ちでやってきた。そして再び座るなり、一言。

「ちょっと両腕出してもらっていいか?」

 バーソロミューは意図が理解できないものの、なんだか断りきれない雰囲気に押されて両腕を出した。刑事はすぐさま彼の袖をまくり、ヒジの反対側、腕の内側にある浅いくぼみをまじまじと見ている。

「それらしいのはない、か」

「それらしいの……?」

 刑事の発言にいぶかしむように顔を見上げる。そこで目が合うと、なんだかこちらを実に可哀想な視線で見ていることに気づいた。

「ちょっと兄ちゃん、今から行ってもらいたいとこがあるんだ」

「え……」

「ああ安心してくれ! 別に捕まえる訳じゃあない。行き先まではこっちで車は出す。諸々含めても2時間ってとこさ」

「え……?」

 一体何をされるのか。そんなことを聞ける雰囲気でもなく、あれよあれよという間に連れて行かれたのは、街の外れの大きな何かだった。

 車の窓から少し見た感じでは、外観は公園だった。鬱蒼とした木々が生え、奥に見える建物が何か全く見当がつかない。

 やたら厳重な敷地へのゲートを通る。どこへ行くというのだと思いながら車に揺られていると、真の目的地である白い建物が見えてきた。

「え。あれって……」

 それは、病院の建物だった。

 車から下ろされるとほぼ同時に迎えられた職員から、いきなり身体検査を受けた。

 スニーカーは紐があるからダメだからこちらのスリッパを……服もパーカーだから紐があるのですみませんが……他にもメガネは自発的にレンズを割って切ってしまう恐れがあるんですが持ってなさそうですね云々……。

 そんな話を受けて一部身ぐるみを剥がされ、彼は検査へと回されたのだ。

 血液、毛髪、分からないトンネルのような装置にエトセトラ。なんだか身体中かき回された気分で最後に連れて行かれたのは、問診室だった。

「うーん。数値結果見る限りだとアルコールも薬物反応もナシ……と」

 開口一番、その部屋にいた医者から聞いた言葉がそれである。バーソロミューは呆気に取られていた。とはいえカルテを淡々と見つめる医者にとって、これが当たり前の光景なのだろう。

「過去一年以上ドラッグとかやってないですよね?」

「……してない、はずです」

「……はず?」

「僕、他の病院で3ヶ月ぐらい前に保護されて……それ以前の記憶がなくて」

「あーはいはい。解離性健忘。じゃあ一旦クスリの線はナシにしようか」

 彼にとって重い話であっても、医者にはやはりこれは日常なのだろうか。

 けろっと作業的に言われ、なんだか肩透かしを食らったような、心底がっかりしたような、不思議な気分になってしまっていた。

「誰かに悪口を言われたりする声が聞こえることは?」

「……はい?」

 唐突すぎる質問である。だが何か意図があるらしいと理解して彼は首を横に振った。

「な、ないですね……」

「何か、尾行されたりとか狙われてるなと思ったことは?」

「いや……そんなこと微塵も」

「じゃあ『あーもうどうしようもない!』とか『死にたい』とか思うほど辛くなったり落ち込んだことは?」

「……ないですけど」

「仕事ではちゃんと休めてる?」

「ええ」

「ハラスメント受けたりイヤだなーと思ったりすることは日常ない?」

「……ええ」

「ちゃんと眠れてる?」

「毎日ひどい夢は見ますが、まぁしっかりと」

「……うーん」

 どうやら医者的には返ってくる答えが期待に応えないものだったらしい。

 そしてぽつりと。

「陽性症状はなさそう。典型的な陰性症状も認知機能障害も原因となりそうなものもない……」

 とだけ。一体全体自分はなんだと思われているのだろうか。

「……はい?」

「意思疎通にこれと言った問題も見られない。視線もこちらを向いているからその線もナシ……」

 バーソロミューが聞き返すも医者は思考の海を漂っているようで、ぶつぶつと呟いている。そしてカルテ用のペンをくるりと回した後、医者はけろっとした顔でこう答えたのだ。

「イゾラさん、あなた典型的な精神疾患を持っている訳ではなさそうだ」

「典型的な、精神疾患ではない……?」

 なんだか割と絶望的なワードを突きつけられた気がする。彼の問いに医者は手を横に振ってみせた。

「ああああ。気にすることはないんです。精神疾患は確かに現代では病や障害にカテゴライズされますが、一説によれば生存に有利だから残ったのだろうとか、有利な形質と遺伝的に関連しているとされてるし……」

「……はぁ」

「いくら典型的ではないとはいえ、ケアの方法はある」

 ……それってつまり、自分の精神に何らかの異常があると見ているってこと?

 そんな疑問にはフタをして、説明を右から左へと流して行く。

「疾患や障害というのはあなた自身の問題じゃあない。現代の制度や社会があなた自身にマッチしていないことが問題なんですよ」

 医者がフォローするように言ったその説明だけが、やたら印象に残っていた。

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