閉じる
表示設定
目次
第2話 生命
可愛い子
あなたはいつか
上手に言葉を使えるようになるでしょう
文字を教えてもらえるのです
あなたはきっと
数も数えるようになるでしょう
そうして
できることがたくさんになるのは
命を守れるようになるため
あなたがどこから来たのかを
あなたが知りたくなったなら
あなたは上る朝日の眩しさ
だれかは落ちる夕日のぬくもり
一体どこで出会うのか
どこが一番眩しいものか
そう急がずに
考えてね
あなたは、のぼる
あさひのまぶしさ
だれかは、おちる
ゆうひのぬくもり
母の沼から救われて
風の香りを知るでしょう
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます