第17話 自分たちのよく知る駅やビルの地下に謎の空間があるってワクワクするよね
翌日。俺は八王子駅の冒険者ギルドを訪れていた。
理由はもちろん、四ツ星昇格試験の申し込みをするためである。
四ツ星試験の実技試験は、大きく分けて三つ。
Cランク迷宮の単独踏破、Dランクの特殊型迷宮の踏破、そして……プロ冒険者との対戦だ。
このうち前者二つは、ネットで申請すれば当日から潜り始めることができるが、最後の対戦については試験官の事情もあるため予約制となっていた。
今日は、ついでなのでこの予約もしてしまうつもりだった。
「……おや? 北川さんお久しぶりです」
「重野さん! お久しぶりです!」
カウンターで四ツ星昇格試験の申請をしていると、懐かしい人と再会した。
俺が冒険者になった時の担当者であり、学生トーナメントの時にはリンクの存在を教えてくれた恩人――――重野さんである。
「今日はどういった御用ですか?」
「あ……四つ星昇格試験の申請を」
「おお!」
俺がそう言うと、重野さんは頬を緩めた。
「あの北川さんが、ついに四ツ星昇格試験を……。月日の流れってものは早いものですねぇ、つい先日に冒険者になったばかりと思っていたのに……」
「ははは……」
俺の感覚からすると冒険者になったのは、遙か昔のことなんだけどな……。
まあ、考えて見りゃまだ一年しか経っていないわけで、重野さんからすればつい先日なのかもしれない。
「ふむ……そういうことなら、実技の方せっかくなので私が担当しましょうか?」
「え?」
「私も一応プロライセンスは持っているので」
「えーっと……」
突然の提案に俺が戸惑っていると、重野さんは声を潜めて囁くように言う。
「……正直、普通に申請するとかなり時間がかかるかと。アンゴルモアが始まるかもということで、試験官が中々見つからないんですよ」
「あー……」
なるほど、言われてみれば、アンゴルモアが迫るこのタイミングで試験官やっている暇なんてみんな無いか。
試験官がいくらもらえるのかは知らないが、金銭的には雀の涙だろうしな。クエストなんて半分ボランティアみたいなもんなわけだし。
俺は重野さんへペコリと頭を下げた。
「すいません、お手数ですがお願いできますか?」
「もちろん。ではいつにしますか? 北川さんさえよければ、この後すぐでも大丈夫ですが」
「この後すぐできるんならこちらとしても助かりますけど……試験ってそんなにすぐ終わるんですか?」
「ええ、まあ、北川さんならすぐ終わると思いますよ」
「じゃあ、今受けたいんですけど……」
「では、こちらに」
「頑張ってくださいね」
受付のお姉さん(お世辞)に笑顔で見送られ、重野さんとエレベーターに乗る。
重野さんがそのままカードキーのようなものを翳すと、ボタンを押さずともエレベーターは下降していく。
回数を表すメーターが、最下層である地下一階を過ぎてもエレベーターは止まらず、それから優に三階は下ってからようやく停止した。
「ここは……」
エレベーターを降りた先にあったのは、優に体育館数個分はある広大な空間だった。
一面無機質な鋼鉄に覆われ、壁にはいくつもの扉が並んでいる。
奥には広い通路も見え、さらに同じような空間が連なっているのが伺えた。
「ここは、アンゴルモアの際の避難所……シェルターです。最大十万人収容でき、材質は霊体モンスターのすり抜けを阻害し、Cランクモンスターの攻撃にもある程度耐えることができるようになっています」
へえ……ギルドが避難所になっているのは知っていたが、こんなに広大な空間になっていたとは……。
「あの扉は?」
たくさん並ぶ扉の内、三つだけ赤く塗られた扉を指差す。どうも、東京・立川・高尾と書かれているように見えるが……。
「あの扉は、転移門が置かれた小部屋と繋がっています。転移門はそれぞれのシェルターと繋がっていて、人員の調整や……万が一このシェルターが落ちた際の避難ができるようになっています」
「なるほど……」
ある程度ギルド間で移動ができるようになっているのか。これなら別々のギルドに避難した家族との合流も可能だし、人員や物資の調整ができるなら、一か所に人が集まってパンクするリスクも減る。
なかなか考えられているな。……カードや物資の供出を求められたり、色々とこき使われそうなことを除けば、結構魅力的に見えてきた。
……しかし、なんでシェルターに案内されたんだろうか?
そう内心で首を傾げていると、赤い扉の横にある部屋へと案内された。
扉には、シミュレーションルームと書かれている。
中へと入ると、そこは教室ほどの広さで、SFチックな機械があちこちに設置されたドーム状の空間となっていた。
「こちらは、カードのビジョンを実物大で表示できる部屋となります。まあ、カードギアの部屋版みたいなものですね」
「へえ……」
俺は興味深く部屋を見渡した。
こんなものが密かに開発されていたのか。まるっきり、カードギアの進化系じゃないか。
……いや、違うか。元々はこちらがメインで開発されていて、その研究成果をカードギアに流用したのだろう。
「立体映像なので触れることはできませんが、ビジョン同士は互いに干渉することができます。そして、その強さは、カードのステータスによります」
「それって……」
「ええ……安全に戦闘シミュレーションができるということです。ちなみに、リンクも使えるようになっていますよ」
なるほどね、俺がここに案内された理由がわかった。
「では、これを」
そう言って重野さんが手渡してきたのは、三枚のカードだった。
種族は、三枚ともFランクカードのゴブリン。
「これは?」
「試験用のカードとなります。私も同じ種族でスキルにも差がないものを使用させていただきます」
ふむ……そういう形式か。
てっきり手持ちのカードで戦うのかと思っていたが、どうやら純粋にマスターの腕を見るテストのようだ。
……「リンクも使えるようになっています」ね。なんとなく、どういうテストが予想できる。
「……その顔ですと、どんなテストか予想がついたみたいですね」
「ええ……まあ、リンクがどのくらいできるのかを調べるテストなんでしょう?」
「はい。本来ならば、この試験ではじめてリンクについての情報が開示されることになっています。Dランクまでならともかく、Cランクからはリンクがなければ通用しませんからね。……もっとも、このレベルまで来る冒険者ともなると、元々知っているか、リンクという名称を知らずとも使いこなしている人が多いですが」
例外は、資金の力でごり押ししてきたような人くらいです。と肩をすくめて見せる重野さんに、俺はさもありなんと頷いた。
「では、カードの所有権を登録したら、そこに立っていただけますか?」
言われるがままに三枚のゴブリンの所有権を登録し、部屋の中央付近で重野さんと向かい合うように立った。
「テストの第一問は、リンクの存在を知っているかをその動きから測るものなのですが……北川さんにはその必要がないから飛ばすとして、第二問であるシンクロの強度を図らせてもらいます。それでは普段迷宮でするようにカードを召還してみてください」
その通りにしてみると、俺の前に半透明の三体のゴブリンが出現した。
「おお……なんかSFっぽい」
「わかります、なかなかワクワクするシチュエーションですよね。では私のゴブリンたちと手四つで組んでください。プロレスのあれです」
俺はゴブリンたちとリンクを繋ぐと、その通りの恰好をさせた。
「第二問は至ってシンプルです。私のゴブリンを力でねじ伏せたら合格となります。それでは、はじめ!」
合図と共に、ゴブリンたちへのシンクロ率を上げていく。
30%、40%、50%……。
こちらがシンクロ率を上げるのに合わせて重野さんもシンクロ率を上げているのか、ゴブリンたちの力は完全に拮抗している。
その均衡が崩れたのは、俺のシンクロ率が60%を超えたあたりのことだった。
まず、重野さんのゴブリンの内一体が、ガクリと膝をついた。
次いで、70%を超えたところでもう一体も膝をつく。
そこで意識を一体に集中させたのか、シンクロ率は80%、90%どんどん上がっていった。
そしてやがてゴブリンとのシンクロ率が99%……フルシンクロに達したところで、ふいに重野さんがシンクロを解いた。
相手のゴブリンに怪我をさせぬよう、慌てて力を抜く。
「お見事!」
その言葉に、俺もシンクロを解いて、大きく息を吐いた。
「手に入れたばかりのカードでこれだけのシンクロが使えるなら文句なしのプロクラスです。……まさか、冒険者になって一年程度でここまで成長するとは」
「ありがとうございます。これで、合格ですか?」
「はい。リンクの実技に関してはこれで合格となります」
これで終わりか。
本当に、あっという間に終わったな。
「では、私はこれで」
「今日は、本当にありがとうございました」
ギルドのフロアに戻って、別れの挨拶を交わす。
「いえいえ。……これから大変でしょうが、なんとか生き残りましょう」
「はい!」
そこで、重野さんがポンと手を打ち鳴らす。
「そうだ、よければ連絡先を交換しておきませんか? 私も実はカードギアを持っているんですよ」
「連絡先、ですか……?」
俺は思わず考え込んでしまった。
そんな俺を見て、重野さんが言う。
「……もしかして、アンゴルモア時のギルドからの協力(・・)について引っかかってたりします?」
「あー……アハハ」
笑ってごまかすしかない俺に、重野さんが苦笑する。
「安心してください。これは100%私用ですから。公務員重野ではなく、重野個人としてのものです。お約束いたします」
……まあ、私用ってことなら良いかな。最悪、何言ってきても無視できるしな。
連絡先の交換を終え、ギルドを後にする。
駅ビルを出たところで時計を見ると、わずか三十分ほどしか経っておらず、時刻はまだ昼前だった。
『んで、これからどーする? さっそく迷宮に行くのか?』
蓮華が問いかけてくる。
『いや、今日はこの後人と会う予定があるから、攻略はその後だな』
……とはいえ、約束の時間までは少々余裕がある。
特殊型迷宮の主をチェックするくらいの時間は、あるかもしれない。
試験用の特殊型迷宮は、以前レースの終着点にもなった清土鬼子母神堂である。
待ち合わせ場所である水道橋とも近いし、ちょっと寄ってみるとしよう。
一発でお目当ての主が出れば、今後のCランク迷宮攻略も楽になるのだが……。
そんなようなことを考えながら、電車を乗り継ぎ、向かった特殊型迷宮であったが……。
「む…………」
主の姿を見た俺は、わずかに落胆した。
……ハズレ、か。
思わずそう口にしてしまいそうになり、慌てて口を閉じる。
それだけは、絶対に口にしてはならない単語だった。
今までどれだけその力に助けられてきたというのか。
たとえ、狙っていたカードではなかったとはいえ、そんな恩知らずな言葉だけは、決して言ってはならない――――!
「なんだ、ハズレか」
「ってお前が言うんかい!」
せっかくこっちが気を遣って口には出さなかったというのに……!
そんな俺に蓮華はキョトンと首を傾げ。
「なんだよ、ハズレじゃねーの?」
彼女が指さす先には、もはや見慣れたと言っていい二柱の女神の姿があった。
特殊型迷宮の主。それは、またもや吉祥天と黒闇天だった。
「それとも、今回もアレが狙いだったのか?」
「いや、まあ、違うんだけどさ……」
俺は、微妙に気まずい思いで否定した。
吉祥天と黒闇天は、決してハズレではない。むしろアンゴルモアでのロストの可能性を考えたら何枚でも欲しいカードだ。
……だが、今は他のメンバーを強化できるカードの方が欲しい、というのも事実だった。
最善は、複数のメンバーを纏めてランクアップさせられる三相女神。次点で、単体でも大幅強化できるカード。それが、条件だった。
「なんだよ、じゃあハズレじゃん」
とはいえ、その吉祥天当人である蓮華に言われると、それで良いのかとも思ってしまう。
吉祥天という種族にプライドは無いのだろうか?
「……ダブル吉祥天なんてさせねーよ」
「ん? いまなんて?」
「なんも? ホラ、お目当てのじゃなかったんだから、さっさと行くぞ」
「イタッ! わかったから蹴んなっての!」
俺は、蓮華にケツを蹴られながら迷宮を後にした。
……ダブル吉祥天は無し、と。
そう心のメモ帳に刻みながら。
それから一時間後。
「や、北川くん。久しぶり!」
「お、お久しぶりです……砂原さん」
俺は、都内の喫茶店にて砂原さんと会っていた。
お互いの予定が合わずのびのびになっていたヘケト、その受け渡しをするためである。
アンゴルモアが始まれば、こうしてカードを渡すこともできない。
そのため、俺たちはなんとかこうして会う時間を作ったわけだが……。
「砂原さん……その恰好、寒くないんですか?」
俺は、半裸状態のファラオファッションの砂原さんに、恐る恐る聞いた。
「うん。エアコンペンダントを使ってるからね」
ああ、そりゃそうか。
……だが、なんとも寒々しい格好だ。
「ま、季節には合わない恰好なのは認めるよ。でもしょうがないよね。日本は、ファラオに合うファッションが少なすぎる」
『相変わらずイッちゃってんな~』
平然と肩をすくめる砂原さんに、蓮華が呆れたような、感心したような声で言った。
まあ、いろいろと凄い人だよな。
とりあえず、今日の本題を片付けてしまおう。
俺は、ヘケトのカードを取り出した。
「あの、コレ……約束のカードです。遅くなって申し訳ありません。」
「ああ! ありがとう」
砂原さんはヘケトのカードを大事そうに受け取ると、笑った。
「遅くなったのはこっちの都合もあるから気にしないでくれ」
「そう言ってもらえると助かります」
俺はホッと内心で胸をなでおろしながら頭を上げた。
これで用事は済んだが、ハイさようならではあまりに味気ないので、軽い雑談を交わす。
お互いの近況から入り、どういう風にアンゴルモア対策をしているのかとか、政府の対応についてなどの話から、話はだんだん日常のふとしたことへと流れていった。
「よくママチャリに付いてるチャイルドシート。あれにたまにカバーついてることあるだろ?」
「あー、ありますね。雨よけのヤツ」
「うん。あれって母の愛そのものだよな~」
「母の愛……ですか? まあ……」
「だって、後ろに乗ってる子供はカバーのおかげで雨に濡れないけど、それを漕いでる母親はズブ濡れなわけだろ? 自分は濡れても我が子は絶対にカバーする。まさに母の愛だと思ってさ」
「なるほど……確かに言われてみれば、母の愛そのものですね」
「この前、雨の中自転車を必死に漕いでるお母さんを見て、ふとそう思ってさ。今までは視界に入っても何も思わなかったんだけど、予言の発表以来そういうのが妙に目に着くようになってねぇ……」
「……………………」
「北川くんは、子供のころチャイルドシートに雨よけカバー付いてた?」
「ウチは……そうですね、付いてました」
「おっ! 母の愛だねえ。……守ってやりなよ」
「はい」
そんな話をしつつ、頼んだ飲み物がお互い無くなりかけてきた頃、俺はどうしても聞きたかったことを最後に聞くことにした。
「ところで、砂原さんはなんでもピラミッドを造ってらっしゃるとか……?」
「お! 良く知ってるね」
「実は友人が砂原さんのバイトに参加してて。……小野っていうんですけど」
「ああ! 小野君ね! 彼は良かったよ、いろいろと気が利いてねえ。あれはどこ行っても出世するタイプだね。間違いない」
「その、どうしてピラミッドを?」
「ふむ……どうして、か」
砂原さんは、ティーカップを置いて真剣な顔で話し始めた。
「きっかけは、うちのカードの一枚が、やたら神殿を欲しがったことだ」
「神殿を?」
俺の脳裏にアテナの顔が過った。
……結構神殿を欲しがる神のカードは多いんかな?
「最初はそんな金も無いしスルーしてたんだけど、ちょうど良い迷宮を見つけてね。材料も迷宮内で手に入るし、俺もピラミッドを前々から作ってみたかったこともあって、ちょっと造ってみることにしたんだ」
ちょっと作ってみたかった程度でピラミッドを造っちゃうのは凄いな。
「……で、実際に作ってみたら、ちょっと面白いことが分かった」
「面白いこと?」
「うん。……ここからは、オフレコにしてほしいんだが」
「はい」
姿勢を正し、真剣に聞く態勢を取る。
「北川くんは、簡易神殿というスキルは知ってるかな?」
「ええ、陣地系のスキルですよね? 神属性を特に強化する」
「そうだ。……ところで、簡易とつくということは、簡易じゃない神殿も存在すると思わないか?」
まさか……!
俺の反応を見て砂原さんは、満足げに頷く。
「……俺は思うんだよ。カードが妙に欲しがる物っていうのは、単なる趣味嗜好による物じゃなく、自分の欠けた部分を埋める物で、それを無意識に欲しているんじゃないか、ってね」
零落スキルを持つカードは、キーアイテムとなる物を強く求める傾向がある。
もし、それが零落スキルだけの話じゃなかったら?
自分の力を発揮するために、それに相応しい『場』を必要とするカードもいるとすれば……?
「ま、どういう効果があるかは、実際に造ってのお楽しみってことで。……君が神殿を造ることがあるかはわからないけどね」
「いえ、非常に参考になりました。ありがとうございます」
「ははは。役に立ったなら良かった」
「……もしアンゴルモア中困ったら、ウチの高校に来てください。そこを拠点に活動する予定なんで」
「へぇ……それは頼もしい。なら俺のピラミッドの場所も教えておこうかな。あんまり大勢だと困るけど、家族と友人くらいなら受け入れられる余裕はあるからさ」
「ありがとうございます」
まさか、アテナがしつこく求める神殿に意味があったとはな……。
考えてみれば、神が力を発揮するのに、これ以上相応しい場はない。
そして、神殿の効果が世間に知られ渡っていない理由も頷ける。
カードのためにわざわざ神殿を建築してやろうなんて奇特な人が、砂原さん以外にそういるとは思えないからだ。
研究者などは神殿を造ったりしないだろうし、知っている人たちもそれを言いふらしたりはしないだろう。
それにおそらくだが、ただ神殿を造るだけではダメなはずだ。
アテナが神殿の他に求めた物は、もう一つある。
それは、信徒……すなわち信仰だ。
それも、アテナという種族ではなく、彼女個人(個神?)に捧げられるものではなくてはならないはず。
かつて、アテナが俺へと言った言葉がふいに蘇る。
……殉教者、か。
俺は、砂原さんが去った後も、一人思案に暮れるのだった。
【TIPS】ビジョンコロシアム
カードギアの原型にして、上位モデル。
いわば部屋丸ごとのカードギアで、実寸大のビジョンを出すことができる。
ビジョンは、人や物に触れることはできないが、ビジョン同士で干渉することは可能であり、リンクを繋いで戦わせることもできる。
元々は、迷宮外での『安全で安定した』カードの召喚(=カードの軍事利用)を目的として開発された試作品。残念ながらビジョンに実体を持たせることはできなかったが、リンクの練習としては最適であり、軍での安全なトレーニングマシンとして正式採用された。
いずれは専用の施設を全国に配置し、よりスポーツ性を高めた次世代のモンコロとなることを期待されていたが、残念ながら日の目を見ることはなかった。
今は、アンゴルモア時の避難民の戦力化を見越して各ギルドに少数ずつ配備されている(四ツ星試験での使用は、カモフラージュとリンクのデータ取りを兼ねてのこと)。
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