第2話 目が覚めてから
目が覚めた、汗をぐっしょりと掻いていてベトベトとした気持ち悪い感触だった。
なぜか動機が激しく、ハァハァと息を荒らげてしまっている。
なにか怖い夢を見たのかもしれないが、何も覚えていない。
不思議な感覚だった。
そして何故か、凄く悲しい気持ちになっていた。
トタトタトタと階段を上る音が聞こえてきた。
ガチャ、とドアが開き里香が話しかけてきた。
「准くん今日は珍しく私が起こすより早くに起きててえらいね!」
そう言った後俺の様子に気がついたのか不安そうに話しかけてきた。
「あれ、凄い汗だけど大丈夫?」
「何か怖い夢でも見たの?」
「いや大丈夫だよ」
「本当に?無理しちゃあだめだよ…」
「今日ダンジョンに行くのはやめておく?」
ダンジョンに行くと言う言葉を聞いてもダンジョンが何なのか俺にはわからなかった。
だが言葉はスラスラと出てきた。
「大丈夫、本当になんともないから」
「すぐに着替えて下りるからリビングで待ってて」
そう伝えると里香は少し不安そうにしながらも「わかった」と返事をして下りていった。
なぜかダンジョンに行かないとけない気がした。
だから言葉だけは出てきた。
なぜそう思ったのかは疑問だが、この疑問を晴らすためにはダンジョンに行かなければいけない気がした。
俺は急いで着替えて急いで階段を下り、急いで朝の支度を済ませ里香に話しかけた。
「支度が終わったからそろそろ行こう」
「准くん今日は支度を終わらせるの早いね!」
「そんなにダンジョンに行くのが楽しみなの?」
「ああ、だから早く行こう」
「ふふ、わかった行こうか」
そういつもとはかなり違う会話をしたあと、俺達はダンジョンに向かった。
ダンジョンの場所は道場のすぐ近くにあった。
(道場から歩いて2分程度でつく距離だった。)
すぐダンジョンに入ることはなく、隣にあるダンジョン協会の所有する建物に入った。
ドアを開けるとカランカランと音がなった。
そのまま中に入っていくと受付があり、受付の人に里香が話しかけた。
「すいません ダンジョン協会に登録したいんですけど」
そう里香が話しかけると受付の人が「はい、かしこまりました」と返事をした。
そのまま続けて「こちらの紙に必要事項をご記入ください」と言われ、紙を手渡された。
その紙には名前と住所、得意な武器やその他細かいことについて書くように記されていた。
それらに記入し終わり、受付の人に渡すと、「こちらに転職の間がありますので、どうぞついてきてください」と言われた。
その指示に従い部屋に入ると水晶玉のようなものが部屋の真ん中においてあった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続きの展開が思いつきません。
どうしましょうか…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます