第11話 男たちは、思い出すんだ!ビック〇マンチョコのシールを、ほめられることはなかった気がする。今どき世代の子たちは、そんなにも、いいねって言ってもらいたいのか。

18歳や19歳が、成人扱い…。

 今、未成年者(これまでと同じ、20歳未満の人たちのことね)からの相談は、年間、75 00件以上らしい。

 20歳代の子たちからの相談は、年間で、1 00 00件以上らしい。

 やばいよ。

 やばいよ。

 毎日30人は、やばい買い物をしていることになる。

 多い。

 「…買っちゃえ。どうせ、誰かが、何とかしてくれるんだろう?」

 そういう子たちからの相談は、オンラインゲームなどの、課金トラブルに集中するという。

 他には、アダルトサイトの、高額請求。

 好きなアイドルを推して、推して、投げ銭を続けて、気付いたら何十万円になっていましたっていう相談も。

 オンラインゲームでは、レアアイテムを購入して、大好きな友達に見せり。いいねって、ほめてもらいたいんだそうな。

 ほめられたいっていう感覚に、注意。

 就職氷河期世代だと、ビック○マンチョコのシールを見せ合って、良いなあと言われても、ほめられることは、なかったような気がする。

 感覚が、違うんだ。

 危ないなあ。

 いいね依存症は、詐欺の元?

 ビック○マンチョコのシールが、高額で出回ったことはあった。けれど、今どきの子のレアグッズのように、数十万円の請求には、ならなかったんじゃないか?

 親も、良くない。

 まず、子どもに、金をやりすぎ。

 キ今どきは、スマホ社会。

 保護者が使っているスマホも、詐欺に使われる。

 「おい?」

 「何、パパ?」

 「父さん、スマホは、あまり使わん。会社に持っていくのも、面倒だ。家に、置いておくぞ?捨てるなよ?」

 「わかったよ、パパ」

 「…じゃあ、出かけてくる」

 「良し。パパのスマホ、ゲット!」

 ポケモンみたいなこと、言ってるんじゃないよ。

 こうしたときに、詐欺の片棒をつかまされてしまったことに、気付いてほしい。誰もが、詐欺師になるかもしれないんだっていう、怖さを!





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