第81話 お姉様と僕っ娘《こ》
まずは地位と指揮関連を紹介してから座ろうか。
ミキシングは出来てるかな。前にあるマイクを台から抜いて、ぽちっとな。
びぃーーーーーー、キィーーーン。・・・何とハウリングしてるのかな、かな。
反射的に腕を伸ばす、恐る恐る俺の方へ近付ける。大丈夫みたいだ。
「俺が
座った二人が、机をひっくり返しそうな、
OFF「
「私ですか、しょっ、
分ったでしょうよ。マイクを置くでしょうよ。
かつっ、ばさっ。休めの体勢から
「「「「「「「「「「お~」」」」」」」」」」ざわざわざわ。再び休めの姿勢でマイクを取る。
ぽちっとな。「
OFF「
かつっ、ばさっ。
「「「「「「「「「「お~」」」」」」」」」」ざわざわざわ。マイクを取る。
ぽちっとな。「
OFF「
「有難う」ぽちっとな。びぃーーーーーー、キィーーーン。・・・何でじゃ。
「え~俺は、
一番前の机に座り、
「警察ですから警察庁長官はまだしも、
「そう言う君の様な人の為に、用意されている物があるでしょうよ。今貼ってもらってる紙の一番下に、直通の電話番号が書かれてるでしょうよ」
「それが何か」
「この特務が完了するまで、警察庁長官や
「
「はぁ~なるほど、副
「なるほど、納得です」
「警察や自衛隊のトップと
「いや、それも
OFF「
がたがたがた。あ~座れた。どっかで寝ないとしんどいでしょうよ。
「君等、何してんの」「見えないもんすね」がたがた、だん、どん。すちゃ。
ちょっ、
早っ、前に乗り出してた二人の後頭部に、銃口が突き付けられた。
「「特務の障害となるので
「全員その場を動くなっ」「止めろっ、何をしてるっ」「銃を下ろせっ」
「そちらの方々は
「特務発令を読んだでしょう。私達は警察庁長官代理の命令にしか従いません」
「
「
ON「え~、知らない人もいるかもなので言いますが、法の建付け上警察庁長官が県警を直接指揮をする場合は限られます、テロ相当です。少し時間を取りますので、この場にいる人、
仕方ないな、紙の貼られたホワイトボードを壁まで押して、机の前に出た。
OFF「
すちゃ、すちゃ。「
しまったっ。俺
気付かなかったでしょうよ。
二人が戻って行った
銃を頭に突き付けられたのは、普通初めてだろうし、トラウマにならなければいいけど。
声かけとくかな。「どった。
どやどやどや。きゃっきゃっ。
「「かっ」」「か?」「帰りません」「かいっかん」「「もぉえ~~~」」「「見て来ますっ」」
がた、だだだ。「お。おい」だだだだ。何だこの
「ちょう、君等」だだだ。押し流される。
「どう
紙の貼られたホワイトボードに押し寄せたのではなく、
スクリーンが
「
「お姉様、あの
がやがやがや。「今は僕の上司だよ」ぴた。「「「「「「「「「「ぼく」」」」」」」」」
「僕っ
「「「「「「「「「「ぅぅぅうううおおおーーー」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「
「しょっ、
何だこの
どたどだどた。「
「「「「「「「「「「お~」」」」」」」」」」
「「「「「「「「「「きゃっ」」」」」」」」」」
おや、けっこう行けるかも。
「はいはい、
「「誰が
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