第78話 K警察署
「所長、着きましたよ」「
「
「だめ、先頭に立ってくれないと私達、入れないでしょう」
行くか。人事異動の紙、
暑そうだな。ばたん、ばたん、ばたん。
「
スマホに入れて置いた写真を見せる。両側から寄ったら暑いでしょうよ。
「2階建て、しかも小さい、僕的には
「そうなのよ。建て替わって無かったら、広域捜査本部を別のところに設置する事になって、かなり不便だったでしょうよ」
4階建て
いよいよ入り口を
涼しいぃ~~~。「
間違えた。警察署の入り口、
「受付で聞いてみるでしょうよ」「もう~~~、僕達違う組織に来てるんだから」
「
「あのぉ~~~」「あっ、はいっ」
若い
自衛官の人、余り見ないし、俺
「あ、あの、免許の更新は1番窓口に」
「いえいえ、入り口間違えた様で、
ズボンのポケットから警察手帳を出し、開いて見せる。
「はぁ~~~、ご用向きは」「広域捜査本部が、今日から設置されてると思うんだけど」
「はい、今日知らされて、
「ええ、まぁ」「そ、それで、お姉様方もですか」
かつっ。「「本日よりお世話になりますっ」」ぴっしと
「はっ、こちらこそっ」つられて
「ご案内いたしますっ。
3人の声が響き渡ってるし。「どうぞこちらへ」と奥へ
「
「僕達と変わらないと思うけどな」「どう見ても
両脇から
「こちらです」とスイングドアを開けてくれる。
先に書類を見せるでしょうよ。前を行く
「え~と
「はい、
それは
「見せないといけない書類があってね。
「あっ、はぁ~~~、この先の突き当りを右へ行くと、
と親子扉を通され、
「ぁ~の~、ぉ姉様達は昼食をどの様になさいますの」
「今日のお昼は、ちょっと用事が、ねっ」「うっ、うん僕達は用事があって出るんだ」
「がはっ、僕っ」どん。振り向くと
「だ、大丈夫」「立てる」
「はい、いいえ、お姉様達の支えが無いと、力が入りませんわ」
「そ、そう」「仕方ないね」
で、エレベーターを2階で
目が
そのまま右に連続3回曲がった、少し入り込んだここが
「お姉様方、有難う御座います。もう大丈夫ですわ」「良かった」「本当だね」
「ぁのっ、今度ご用事の無い時に、昼食をご一緒して
「
飛び跳ねて喜ぶような事かね。「うぅん、失礼します」俺を押しのけて前に出た。
こんこん。「誰だっ、今忙しいっ、
「
「何っ、通してくれ」いつも通り、相当あたふたしているでしょうよ。
「どうぞ」
俺の横をしれっと通り過ぎ、
「お姉様方、お約束ですよ。必ずご一緒して下さいましね」
「う、うん」「わ、分ったよ」「うふふふふふ」たたたたたた。
走り去って行ったでしょうよ。何なの。
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