第74話 扉を叩く二人
十字路の上の空はいつの間にか
ライトの様に明るい星が光る。
風が
やがて星々の世界が訪れ、静けさと涼しさと、虫達の恋模様が始まる。
ランプを
肉もソーセージも、道の駅で買い
3本有ったバケットにチーズ、その体の
食べ終わるころには、お腹がぷっくり。
朝用に卵とベーコンが残ったのは
コンビニ無いし、明日は帰りに買い出しでしょうよ。
二人がこれだけリラックスできるなら、無事解決したら
「はいはい、
「ぇぇぇえええーーー、僕まだいけるよぉ~~~」
「私もまだまだ飲めるし食べれます」
「俺のバド、全部飲むの」「「飲むぅーーー」」
「やぁーーーめてっ、食料だって3日分を想定してたのよ」
「所長、僕達を甘く見てます」
「ふっふぅ~~~、私達は陸自で、ツインブラックホールの二つ名があるんです」
初耳だわ。よくそのプロポーションを
「もうね、とにかく部屋に戻って、俺もサクッと片付けて、寝るからさぁ~~~。それと明日、仕事の帰りに買い出しをするでしょうよ」
「「えええぇぇぇ~~~」」「え~じゃないよ。二人で食べたんだから」
「僕の前にベーコンが」「私の前には卵が」「それは朝にするでしょうよっ」
「「ちぇっ」」
「
「
「「ぶぶぶ」」「ミス・テリーやかぴたんじゃないんだから、豚さんしない」
「べぇ~~~」「いぃーーー」
ぶ~たれて、やっと虫よけネットの外に出て行ったでしょうよ。
俺はいつも通りで良いはずなのに。
「
「じゃぁ~私、サラミ持って行くぅ~~~」「僕の部屋で待ってる」「OK!」
二人共持って来てるの。
残った炭を火消
灰はゴミでいいかな、聞いてみるでしょうよ。
俺もシャワーで汗を流して横になるか。TVはネットだったな。
クーラーボックスを持って、ランプを消す。
「・・・足元が見えない、
部屋の照明が消えたら、星
寝静まれば、木の葉が
あっ、目が
部屋に入りクーラーボックスの溶けた
冷蔵庫から氷を出して、冷やして置いたバドワイザーと一緒にクーラーボックスへ。
冷蔵庫にバドワイザーを補充、シャワーをして洗濯して、映画でも見て寝るか。
どんどんどん。「開けてっ」どんどんどん。「開けて下さいっ」
あ~、あっ、
どたどたどた。かちゃ。「ひっ」「入ってっ」かちゃ。
白色の
どんどんどん。「開けてっ開けてっ」どんどんどん。「僕を
今度は
首まわりは
ズボンは
忍び足で
ノブに手を掛け、ゆっくりと
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