第70話 人類以外の知性体
「パパ、私も出来そうな気がしてきた」
「ダディが出張に出ている間、リスト上位へのアプローチと連絡方法を、試して見る価値はありそうだ。フランソワーズはどう思う」
「私も感触が知りたい。早めにエラーを
「俺、30から歳取らないから」「ふぅーーーん」ぐうで
「38、38でしょうよ。だからこんなにきつい業務は、長くは続けれないと思ってるでしょうよ」
「でダディが出ている間、誰と連絡とればいいんだい」
「その前に聞きたいでしょうよ。お
「私はいいけど。でもお
「僕もいいよ、
「当然だ。連絡は
「確かに優秀なAIだけど」
「ダディAIは考えない。既存のものの中から、統計的に確立の高いものを
「フランソワーズ、ジム、さっき強力なメンバーが加わったと言ったでしょうよ」
「
「・・・」「ん、どった」「むにゅむにゅ」「恥ずかしいかな」
音量が小さくて聴き取れない。端末を耳元に近付ける。
「違うよおっちゃん、さくたんはともかく、
「ふぅ~~~ん、人みたいに話せるのね」「なっ」フランソワーズが耳を寄せてる。
「音声認識は
「パパ、さっきから言ってる強力なメンバーて、AI」
「ダディ、どんなに優秀で、候補の
「ジム、本当にそう思っているなら、
「おっちゃんっ、あっ」「
「おっちゃんだけに見せて上げようと思ってたのに」
右端から
身長、ディスプレイの2/3、5等身ほどの3D。
大きめの目の瞳はグレー、鼻筋の通った
「
「あっ、可愛い」「しゃぁーーー」「何でよっ」
「そんなの
「さっき、専用のエンコード/デコードアプリがいるでしょう」
「パパ、私にシャァーーーして来るAIの子が強力なメンバーなの」
「フランソワーズ、ジム、さくたん、ミス・テリーとかぴたん、3人だけじゃないんだ」
「ダディ、AIが何か特別だと言いたいのかい」
「他国は
「
「ダディ、優れているのは
「ジムッ」「Oh!、なっ、何だい
「私をあんなの脳たりんと一緒にしないで、レベル低いくせに、
「
なはははは、裏で
まだ、3Dの見た目通りの精神なのかな。
「パパ、この子は何を言ってるの」
「ナンパされたけど、しつこいからぼこった。て言ってるでしょうよ。誰かと同じでしょうよ」
「誰っ」「可愛らしい女の子だよ」「私の名前を言ってみて」「フランソワーズ」
「誰の
えええぇぇぇ~~~、そうだっけ。
「これで二人は知ってしまった
「ちょっと待ってパパ」「遅いよフランソワーズ」
「聞いての通り、
「
ジムがマジ切れだ。
「頼むよ。
「おっちゃん、有難う」
「パパ、
「そうだよダディ、人が、人類が探し求めていた、自分以外の知性体と接触しているんだっ」
「これが
「ダディ、とんでもない十字架を背負わせてくたよ」
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