第66話 偽《いつわ》らざる情報戦
「マッ、所長、これは情報戦ではないかしら」「
「つまりダディが
「だが同じ警官でしょうよ、それもK警察署の副署長となると、情報はある程度、いや大部分を共有せざるを
「マッ、所長、
「
「それは初耳だわっ。あのど
「
「
「それではさきほど所長が、
「そうなのよ
「なっ、言われればそうだわっ。あの色ボケじじいっ、そんな人をここの所長にして、
なははははは、本当だよね
俺はもっと
「パパ、
「
「えっ、ほら、本職だし、
「だめよぉ~~~、パパ働いちゃぁ~~~。茶を飲んで、のぉ~~~んびりしてるパパが良いの」
「有難ぉ~~~フランソワーズ。でも今回の案件はどうしても解決したいのよ」
「そうねそうだわ、所長は普段通り、ぼぉ~~~としている方が、油断させられると思えない、
「かもしれないは、マッ、所長がやり
「マイハニー
全員一致で、俺のやる気が否定されたでしょうよっ。
「全員の意見が一致したので、マッ、所長、普段どぉ~~~り、コーヒーでも紅茶でも緑茶でも、アルコール類以外を飲んで、
「凄いやる気だったのにっ」
「いけませんよ、“こいつ無能だ”と知らしめて
面と向かって
「昼間はそれで良いとして、夜はどうするんだいダディ」
「
と
「本当ね、十字路の左下に
見終わったフランソワーズから、ジム経由で手渡された。
ぱぱさんアースを見るとフランソワーズの言う通り。
しかもビューで見ると、十字路なのに信号が無い。
見ていたものがあるとすれば、家を隠す木々と、夜の
声を上げてくれていても、人には聞こえないでしょうよ。
「マッ、所長、警察の宿泊費用はどの程度なのかしら」「確か7000だったかな」
「マッ、所長」かかって来なさいっ。
・・・手の指4本立てて、くぅいっ、くぅいっ、ってしたらそう思うでしょうよ。
端末をよこせと、はい、突き出された手に乗せればいいのかなぁ~~~。
「はい、
「7000、やっぱり難しいわ。
「何かしら、努力するわ」「今回の案件、どこまで解決が見込めるかしら」
「
「事件にすらなっていなかった
「これまでの案件と同じ、難しいわ。生体情報を探すには時間が経ち過ぎているの。ただ今回は、個人的には口にしたくない言葉だけど、神のみぞ知ると言う程度だけど、ゼロじゃないわ。完全解決の望みはある」
「そう、
「んっ、マッ、所長っ。異論があるのかしら」「い、いえ」いつも以上に
「マイハニー
「私も女の子です。ウエストを
「
「むっ、フランソワーズッ、黙って」
「フランソワーズ、
「だったらそう言うばいいのに、どうしてそんな言い方するの」
「フランソワーズ、この国では
「
「それで
「
「ええ、トレーラーハウスホテルを置くのはどうかしら」
あ~、
確かに、移動式だからスペースとインフラが確保できればどこにでも設置できるでしょうよ。
しかし、そんなスペースもインフラも宿泊施設も
「マイハニー
「それに
「ええ、これを見て
多分話を聞いてた
「それに
「
「そのようね」「この差は何」「マッ、所長、最短どの程度の日数見込んでいるのかしら」
「ざっくりと始めの1週間は
「なら61日
「
「WOW」「真剣に言ってるの
「マイハニー
「そうよ、
「ええ、私もそう思うわ、正体が分った時点で逃亡するわ」
「でしょうよ
「大丈夫、先ほどまとまった通り、無能無力
立て続けにとても
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