第47話 希少サンプル
どたどた。ぎしぃ~。あ~やっぱりこの
「え~と、
「じゃぁー」
「多分検察はね、
「なんですかそれっ、難しいから最初から
「
「そんな」「いや
「でも」
「一度無罪になったのに、
「まぁ~そうですけどぉ~」「終わった事件の捜査は二度としないけどね」
「だめじゃんっ」「司法制度の良し悪しもあるから」
「そうだよぉ~
「そのぐらいは私も知ってますよ」
「さっき
「私もそっちの方がいいと思う」
「さくたん、俺もそうは思うんだけどね。
「なんですか」そんなに
「ここはね、
「一人が複数の罪を犯している事よ。今回の場合、
「そんな感じだね、
「つまり
「そう言う事なんだ
「それは僕が言おう、一つ一つの罪状につて裁判が行われ、一つ一つ有罪になった量刑が単純加算されるのさ、だから
「有難うジム」「マイハニー
ぱっし。「行かないってばっ」なはははジム、また
「ここでは一つの事件の量刑の上限が決まっているんだ」
「納得いきませんっ、私、単純加算される方が良いですっ」
「じゃぁ~ここが民主主義を口にしている間に、取り敢えず次の選挙に行こうか」
「行きますっ。それでぇ~何とか行為で
えらくダウナーだなもう。「
「おっちゃんどうしてぎりぎりなの、
Oh~ダウナーが伝染してる。
「えっとねさくたん、時効があって、強制性交等
がたっ。「
「待ちなさい」「ちょっ、
これは以外、クールな
かつかつ。「
腰に両の拳を当て、すっくと立ちはだかり、
ピュアハートが凍り付いちゃうでしょうよ。
「どうして同じ
「・・・そう言われも、現行法がそう成ってるとしか。これを
「レイプして殺すと罪が軽くなるんですかっ」
こんな感情的な
かつ。「俺には」ぎしぃ~。
俺の方へ来てロッキングチェアの手すりに両の手を置き、ゆっくりと体重を掛けて俺に
こつん。
髪の毛がさらりと滑り落ちて来て
近い近い近い、ぅ~~~これなの香り。
「は、
「私は構いませんよ
「「「さくたんっ」」」「はっ」がた。たた。「
さくたんに引っ張られて、下がってくれた、惜しい事をしたぁ~。
いや、
俺には約束の地はない、ただただ40年も
・・・そうだ、フランソワーズがいる。
「あああぁぁぁ~~~
とか言ってしゃがみ込んでもね、さくたんも同じ感想でしょうよ。
ん、
「さくたん、大事な事なの、抱っこされた時、どんな感じだった」
「ぇ~、・・・どきどきして、恥ずかしかった。でもすごく安心できた。きゃっ」
「そうじゃなくて、筋肉の付き方とか、骨格とか」
「・・・そう言われれば、見かけよりがっしりしてた様な、首周りも太かった様な」
「さくたんっ、とんでもないサンプルよ」「サンプル?」
打ち合わせまだ終わらない。皆次の展開を待ってるでしょうよ。
「所長は量子探偵業務で、1.5
「はっ、順応っ」
「地球型太陽系外惑星でハビタブルゾーンにあるその多くは、1.5
「現在実在するどんなに強力なエンジンでも、実際にそこへ行くには世代宇宙船になっちゃう」
「そして目の前に実際に行く事が困難な、惑星環境下の貴重なサンプルがあるの」
「うがっ、データとらなきゃっ」「生殖機能も調べないと」
「
「さくたん、とても大事な事、移民船が目的の惑星に
「ほっ、
なっ、何、二人して、・・・脳に電極を埋め込まれたマウスを見る様な、
注+++++++++++++++++++++++++++++++
20230702 次の指摘を頂きました。
強制性交致傷の控訴時効は30年ですが、死刑適用罪である強制性交致死の場合は2010年に時効が撤廃されていたかと思います。
参考にした情報が古かった様ですが、それを素にストーリーを書き進めた為、残念ながら書き直す事が困難です。
しかし、事件の解決に向けた物語は、量刑の長さではなく、如何に証拠を示すかで進んでいるので、ここまま進めます。
お容赦下さい。
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