第24話 現行法上
空を見上げよ。世の全てを
再び
BGMは幻想曲とフーガ、ト短調。
今日はフレーバーティーのライチ、フルーティーな甘い香り。
お砂糖は要らない、口にすればライチの香りで甘さを感じる。
筈なのだが、外れだ。
薄めた
ライチの香りなど
この紅茶はお隣でしか作っていない。
とても品質が悪く、本物に出くわすのは年に1回あるか無いか。
しかし、1度出逢ってしまったら、気品ある甘い香り、上品な甘さ、
こうして
でもこれはお客出せる
と言う事で、俺が責任を持って消費する事となった。
もう仕入れるの
量子探偵業務があると駆け付けてくれるが、それは彼女達の負担でしかない。
従って意見を聞く暇なく、一旦駐屯地へ帰ってもらった。
それに予算がない。
俺が行くと、余計な
まぁ、こう言う時、
さくたんと
桜花も加わって行っている様だが、やはり科学的技術的には問題ない様だ。
原因が分からないまま一週間。
今日、
つかつかつか。「所ちょ、うぅん、
ふっ、ふ~ん。もう暴力には
「ふっ、
えっ、何。ばこっ。
・・・ぅ~~~、
「
そうだ
「
「あのね二人共、俺が
「だって、
「そんな事ないからっ、俺が一方的に痛いだけだからっ、暴力反対っ」
「所ちょ、マスター、そろそろミス・テリーとかぴたんをお迎えに行ってる、
「あっ、
「さくたんと
最近、メイド服じゃだめなのかなぁ~。お客いないねぇ~。
これは近々、経営会議しないとだめかなぁ~、嫌だなぁ~、怖いなぁ~。
あれっ、
「
「但し、ちょっと条件付きで」「何」
「桜花を使わせろと」「さくたと
「ええ、無条件に受け入れる事は出来ません。こちらからも条件を出しました」
「どんな」「一つ、量子探偵業務がある時は使用できない。これは私」
「それから、それだけじゃないよね」
「さくたと
「なるほど、よう分らんけど」
「それと
「
「私、保育士の資格持ってますよ。皆も」えっ、そうなの。
「
「それじゃ
「持ってますよぉ~。ここで“働く”子はみぃ~んな」
「そうです。取得していないのは“働かない”、所ちょ、うぅん、マスターだけです」
ぉぉぉぉおおお~~~、超納得。
だから『平和利用目的』と言う一文が加わるのねぇ~、これも超納得だよん。
・・・と言う事は俺、人ならざるものであり、自ら見て聞いて、最も公平に物事を判断できる存在の誕生に立ち会っているのかな、かな。
まぁいいか、今は抱えている案件を片付けないとなぁ~。
「うん
納得。
「いいえ、きりきり働いて下さい。喫茶NTRでも量子探偵事務所NTRでも」
「ん~~~善処します。でさ、さくたんと
「ええ、そうします。それですねぇ~マスター、人員補充が必要ではないでしょうか」
近い近い近い、
「え~、・・・おっ、
「頼みましたよ。マスター」「まぁ~かせて」
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