第15話 観光地
「え~それで何を話していたのかしら」
おっ、桜花の登場で飛んでた、何だけ。
「ここの自殺の名所に、観光客が来る時間帯を調べてたん、あーさくたんずるい~、でしょう」
お~そうだった。
「有難う桜花」
「えへへへぇ~~~、あーミス・テリーッ、そんなにまき散らして」
「でぇ~、
「自殺の名所
「
タクシー乗り場から
「直線距離で約6km、時速40kmで10分前後ですね、所長」
何っ、
「単純に考えると9時15分には観光客が来る事になるわね」
「あ~でも、ぱぱさんアースで見る限り、真っ直ぐに道が伸びてますよ」
「
ツールで表示されている
そこからは小山を下り、その先は農家の私有地に
「なるほどね、
「そうすると簡単に考えてタクシー乗り場の直線距離の半分、と言う事は、観光客の乗ったタクシーが9時10分前後にここを通過す事になりますね」
ん~~~、目撃者がいない事からすると、タクシーがルートATを曲がって
周りは森と牧草なのか草原、民家があるのはこう言う草原だけ、素足では無理っぽくないかぁ~。
では道路は、取り敢えずルートATまでは約3kmの道のり、観光地だけあって全部アスファルト、時期は7月初め、・・・結構焼けてそうだが。
「
「ええ、分かりますよ。桜花、ZCEH年7月03日、この地域の気象データをお願い出来る」
「まぁ~かせて、ちょっ、かぴたんっ、またぷりっとしたぁ~、はいこれ」
上でどんなゲームやってのぉ~。
「平均気温21.1度、最高気温26.2度、最低気温15.6度、日照時間は4.3時間、降水量は0ですね。曇りで比較的過ごしやすかったのでは」
「そうか、素足でも歩けなくはないねぇ~、
「でもここ何もありませんよ。靴をわざわざ脱いで、置いて歩いてどっか行くとか
だよねぇ~、
「デッキにいるのを友人が確認したのが最後、そこからタクシーと接触しない為には、・・・そうですね、駐車場を遅くても9時5分より前に出ないと」
「ん~~~そう、警察はルール上、朝8時半始業だからこの35分間に全てが起こった。と考えるしか無そうだね、
「そう~、ですね。ではこの35分間、デッキに誰がやって来て、去っていたのか。同じ時間帯、駐車場に誰が来て、
「無理ね。
「ミス・テリーとかぴたんの疲れ具合を考えるとまとめて欲しかったけど、仕方無いですね。じゃ30分2回ですね」
「所長、
「成果をね。
「そうですか、となるともう1回、いえ2回、予算が足りませんね」
「
「やってみます。しかし駄目だった時はどうします」
「俺も話に加えて」「・・・分かりました」
「それじゃ、
「
「ええ、良いと思うわ35分2回とルートATの交差点は方向が分かれば良いから10分ぐらいかな。トータルで予備2回60分、高密度が2回120分、高密度で30分を1回、休憩10分を4回、約4時間ね」
「順序はショート3回を前半、ロング2回を後でどうかしら」「良いと思うわ」
「そう、
「あ~今日は無理かも、朝からゲームしてますから、算数が授業であった日の後とかが良いかな。かぴたん算数苦手だから、ぶわぁーーーと発散させた方がいいかも」
「それ俺、大丈夫なの」「
「ちょっと待て、え~~~と、
「分かったわ、丁度いいからその間に予算の交渉を進めとく」
「桜花、さくたん、ミス・テリーとかぴたんに教えてあげて」
「あいあい、あーーーやられたっ」
はいはい、責任だけ取ればいいのね、分かりましたよ。
「それじゃさ皆、
「じゃぁ~それで」「ええ」「「「「「
いやいやいや、俺も警官だからそう言うのは
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