第67話
大天使の大きな槍が俺の肩を掠った。
狙いは正確だけど……。
だけど……。
やっりっー、大天使は5メートルもあるので、甲冑のつぎはぎが目立っている。
「風よ!!」
俺は背中に突風を噴射させ、大天使の懐の腰の辺りに突っ込んだ。
そこは、甲冑の隙間がまざまざと見えるんだ。
思いっきり突きを放つと、白い血液が大量に舞った。
「……???」
うえ?
天使たちも白い血液が!?
なんか変だ!
この世界!
とにかく早くクラスのみんなを助けないと!
胸騒ぎがするんだ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます