第37話

「台風よ!! 来い!!」


 台風をたくさんの散らばっている海賊船の中央へと巻き起こした。


「やったぞ! 風ノ助くん! さあ、体制を立て直すんだ! 家来たちを全てここへ呼んできてくれ!」

「すげー! マジかよ!! お前すげえぜ!」


 目線を地面へ向けると、下では楠田先生と煤野沢が驚きながら荒い呼吸をしていた。どうやら、俺のところまで本丸から走って来たのだろうな。


 そうだ!


 もう、飯の時間だ!!

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