両面コピー

第3話 うわさ

なぜ学生時代のグループが何組かあった話をしたのかと言うと、これから卒業してから起こったお話をさせて頂きます。

結局こんな感じの事が私の周りで起こり、何故かいつも本人が気のせいだと思い始める頃、一緒にいる人に指摘されてきました、いつもそうでした。うわさになったら嫌だなというのがありあまり過剰に反応しないように心がけていました。

後に知ることになるのですが、本人の自覚のないままうわさは広まりいつの間にか私には霊感があるのではないかというような話になっていったのだと思います。

グループが違うだけで変な競争心とでもいうのでしょうか体育祭では、「あのグループには負けたくない」と同じグループの意識が団結したりすると尚更、グループの違う人とは少ししゃべりにくくなるような感覚があり、同じクラスでも殆ど話をしないままの子もいました。

卒業をして就職も決まり働いていた先での奇妙な体験をお話いたします。

ある日高校時代のグループの違う、あまり話をしたことがない人から突然連絡がきました。

突然でしたし、ましてやあまり話をした事がなかったのでかなりびっくりした事を覚えています。