第5話 ?、、、

私は傘を握って、恐る恐る部屋に入った

食べ物のいい匂い


そっと覗くと、全裸の男が立っていた


   きゃー!!


私は傘をがむしゃらに振り回した


すると


    アキ。アキ、だよ。

    ミロ!


私は失神しそうだった、全裸の男がミロ?


    ほら見て!

私は恐る恐るその男が指す場所を見た

よく見るとおへそから下へキズがあり

男性器がない。


   アキが去勢したでしょ。

そうゆうと私の顔をペロッと舐めた

その感覚はミロだった


    ミロ?

よく見ると瞳の色ガ薄い茶色

柔らかいウェーブのかかった長めの髪

生意気そうな顔、そして、漫画から飛び出して来たようなイケメン


    昨日の男どうした?

    なんか言ってきた

    俺はもう一回位噛みつかないと

    気が晴れないよ。



いやいや、そんな事どうでもいい。

なぜ?人に?なぜ喋る


    あーごめん。

    アキ混乱してるよね?

    説明するね!

    座って、アキ

いや、その前に全裸は?どうするんだ?



    ん?ん?

    僕、裸なの気になる

私は大きく頷いた、


    いや、毎日全裸だったよ?

だって犬だったじゃん?ん?犬にも服着せる人いるか?

いや、だからと言って人は着れないぞ、


    アキの服は小さくて

    入らなかった

    アキのパンツも破いた


パンツ履くかな?履くか?全裸だもんな?

私は頭がぐるぐるした。


    おー!僕、バスタオル巻くよ

    とりあえずそれで。

    アキ、後で服買ってきてね。

なぜ、普通にしている?

人間になってミロは動揺していないのか?


    それでは、改めて

    アキが混乱しないように

    説明するよ!

私はミロの前に座った、どきどきしていた

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