第2話 お利口

ミロの傷はすぐに良くなった。

ネットで調べたり、本を読んだり

ミニチュアダックスの事を調べた。


ミロはお利口だった、

痛み止めの薬を喉に入れても、噛まれる事もなく、ペロペロ手を舐めた。


待てはすぐ、覚えた。

オヤツを置いて待てをして部屋を出ても

私が戻って、よし!と言うまで食べない。


お手もおかわりも直ぐできるようになった。


おもちゃを投げると取ってくる


バン!と言うと転がりお腹を見せる


 。ミロなんて、お利口なのー?!


私がお風呂に入っている時は、脱衣所で待っていて

トイレに入っている時はトイレの前で待っていた。


だけど、

何度教えても覚えてくれない事があった。


トイレだ。

ペット用トイレはではしない


人間ねトイレにするのだ、

トイレの扉の前でするので。

仕方なくトイレの前にペット用トイレを置いた。

私が少しでも、トイレのドアを開けておくと

自分でトイレの中に入り

トイレ中でするようになった。


仕方ないのでトイレの中にペット用トイレを置くようにした。


人間だと思ってるのかな?


寝る時は当たり前にベッドで寝る


帰ると玄関で、座っている。

なんて、従順なんだろ?


私は

仕事で嫌な事があるとミロを連れてドライブに行った!

音楽を流して私が歌うと、ミロも

 。ワォん、ワォん。

と歌っているみたいだった。

ドライブスルーでバーガーを買って

人気のない所に車を停めると夕食にした。

ミロ用のエサも、

ミロと一緒にたべた。

  、ミロ?私今日ね仕事でミスしちゃって

すごい怒られたの。

可愛子はね。受付なんだよ。

私は裏方。見た目で仕事もかわるんだって

言われちゃったよ。


ミロ首を傾げなながら、話しを聞いてくれる。

私は

  、悔しいよー!と泣きだした

ミロは私の涙をペロペロ舐めてくれた。


  、ミロありがとう。

ミロがいる事で私は、些細な事は乗り越えられた。

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