第2話 きっとこの名前は使い捨て適当に考えよう

 さっきここで使う名前を決めようと思いネットをみながら考えていた。

わたしの好きな作家さんは自分の名前から一文字とっているようだ。それはいいと思いネットで漢字を入力しいい名前がないか調べてみた。あまり突拍子もない名前は自分らしくないので無難なものにしたい。

 検索で一番最初にでてきたサイトには一つ漢字を入れただけで多くの候補を挙げてくれた。こういうサイトがいっぱいあるということは名前をネットを使って考えるひとがいっぱいいるということだろう。

これはさすがに当て字過ぎとか、これは女の子感が強くて自分にはちょっとなーとか思いながらスクロールしていたら自分の名前もでてきた。ちなみに私の名前は少し珍しい。芸能人には何人かいるらしいが、日常生活で同名の人は会ったことがない。もちろんお土産屋さんによくある名前入りのストラップではまずない。毎回探してはみるけど。

 だからこうやってサイトかなんかに自分の名前が他の名前と同時にのっていると少しだけうれしい。だが今日は少し違った。そのサイトはありがたいことに占い?の結果、それも点数で載っていた。そして私の名前は68点。うーん、いい気はしないな。


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