え?そんなの聞いてないんだけど
「何でぇ!?何で今ここでそんな事公表するのぉ?」
【おっとぉ】
【マジで言ってる?】
【俺不眠症Pさんの結構前から聞いてるけど確かに声似てるかも】
嘘やんか!結構前に一回だけやった曲説明会のやつ見てた人ここにいるのはまずいよ!?
「そうだよ!常影はあの今人気のボカロP不眠症Pだよ~」
「響雷ぃぃ!一回なんもしゃべんなぁぁぁ」
『いやー常影君ってさ意外と口滑らせなさそうだしね~』
「うぁぁぁぁ!何でだよぉぉぉ」
『ここで重大発表ね~常影君こと不眠症Pと響雷君こと黒雷PのコラボCD作るよ~』
【意外な組み合わせなのとグッズがCDとかやばすぎる】
【どちらも今波に乗ってるアーティストだしね】
「そうそう!さっきコラボ決まったときこのための打ち合わせしたんだよ!」
「そんなのいつしてた!?あ、もしかしてあれか!十分ぐらいトイレいくつっていなくなったとき?」
「勘のいいVTuberは嫌いだよ…」
『発売情報等はまた今度しますのでお楽しみに~それでは失礼いたします』
「桐谷さんもグルだったのかよ!」
「常影いい社長を持ったな、俺もエナライブ所属しようかな?」
「来るな来るなめんどくさいことになる」
「良いじゃんかよ~ケチくさい」
「とゆうかなぜ社長は響雷のアドレス知ってたんだ?」
「本人が言ってたけど常影の妹から教えてもらったらしいよ」
「え?何で俺の妹社長のアドレスしってんの?」
「あれじゃね?あの面接申し込みみたいなのするときに一緒に書いてあってそれで知ったとかじゃないか?」
「そっか~面接の前の書類妹が出したからな~」
49999 常影妹
《響雷君大正解!》
【妹降臨】
【妹がいなければ今の常影はいなかった!?】
【感謝しかない】
「別にさ社長だからいいけど無闇に個人情報教えるなよ?」
「そこんとこは大丈夫、俺が許可した」
「許可しちゃったか~いや、CDの抽選プレゼントの時点でなんかおかしいと思ってたけどさ」
「まぁ過ぎたことはいいじゃん早く歌おうぜ!」
「99点しょ?俺カラオケ来たの何年ぶりだろ?さっき歌ったとき90点位だったから…」
「おま、何年ぶりて一緒にいく友達くらい…そうかいなかったもんな…」
「嫌なこと思い出させるんじゃねえ!へたしたら今回が初めてかもしれん」
【社会人でカラオケいったことないってよほどのことだぞ】
【何でこんなに話しかけやすそうなのに友達いなかったんだ?】
【初カラオケおめでと!】
「そう言えばカラオケってわざわざ店員さんに頼まなくても曲入れられたんだね」
「おい、なに言ってるんだよ?ボケてんのか?」
「だってさ、夕方のニュースでやってたもん店員さんに紙渡して入れて貰ってたから今日来たときビックリしたよ」
【うーん場所によってはあってる】
【それたぶんカラオケじゃなくてバーだと思う】
【時代感バグってる】
「もうここら辺にして歌うぞ!常影が可哀想になってくる」
何でそんな哀れみを込めた目で見るんだよ!
「じゃぁ俺からいってやるよ!散々バカにされた怨みはらしてやる!」
「おう、頑張れ」
「じゃぁこんなときにぴったりの歌!うっ○ぇわだよ!」
【状況がめっちゃあってるw】
【俺もこの曲好き会社で怒られたときに歌ったら上司が黙ったんだよね~】
【猛者過ぎない!?】
「怒られてるときに歌うなよw」
「音量大丈夫かな?」
【もうちょっと上げても大丈夫だよ!】
「オッケー!よし!歌います」
初めてカラオケで歌う曲がうっ○ぇわになると思わなかった
「♪~~」
「うぉ!やっぱり歌うまいな」
【圧倒的強者感】
【凄いストレス溜まってそう】
【音域広くてこんなに声出しても喉を痛めないってうらやましい】
「ふぅ~いやー歌ってみたかったんだよね~自分の家とかだととなりの人に気使わなくちゃいけないしカラオケサイコー!」
「これでも94点かぁ~全国平均上回ってるけどとどかずってとこか」
「この曲ってさプロ○カに追加されるって聞いたとき嬉しかったんだよね~バーチャルシンガー版も出たし、高みの見物してる感じで好き」
「本当にsyud○uさん好きだな常影って、じゃぁ次俺か、どうしよっかな~」
そんなこんなでカラオケ配信は一時間、二時間と経過していくのだった
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