友人との配信
「いらっしゃいませ~」
俺たちはカラオケ屋に来ていた
「あの~こうゆう者なんですが」
舞に送ってもらった許可証を見せて部屋に進んだ
何でもエナライブとここのカラオケ店は契約で配信をしてもいいところなんだとか
「企業勢ってやっぱ凄いな~俺の場合自分で許可とんないといけないから大変なんだよ」
「とゆうか人気そこそこだっていってたけど登録者二十万人越えてんじゃん」
「まだまだだろ?VTuber界トップの箱のライライブの一番登録者多い人なんか二百万だぞ」
「それと比べたら世の中のV皆そこそこの人ばっかになるんだよ!」
「まぁそう思った方が目標高くて良いじゃん?」
「まぁそうゆうことにしてやるよ、とりま配信の準備して軽く歌っとこうぜ」
「おけ!じゃ俺準備する3Dのやつメールで送って、そしたら先歌っていいよ」
「ふっふふー驚くなよ俺遂にスマホ買ったんだよ!しかも13だぞ!」
「まじかよ!いいな~俺も○Phone13欲しいよ」
そんな会話をして曲を選びスタートする
「おーコール○ーイか龍介やっぱりsyud○uさん好きだよなー」
「当たり前だろ、俺がボカロPになるって決めた切っ掛けになった人だぞ」
「♪~」
「高音も出せんのにがなり声も出せんのかよ本当に化け物じゃん」
「まぁボイトレ欠かさずやってたら出来るようになるぞ?ほれ設定終わったんだったら一曲歌といた方がいいぞ」
「じゃぁす○ぃさんのテレキャスターにしよ」
「あのMV凄いよねめっちゃ滑らかに動いてるし」
そうして喉の調子を整え飲み物も用意したところで配信をスタートした
「はいはいーどうも作曲家系VTuberの電脳響雷さんだぞー」
「どうも~その響雷の親友です~如月常影といいまーすよろしく!」
【なにこのコラボ神じゃん】
【コラボ配信って言われて来たけどまさかの箱外!】
【イケメン二人組か~】
【友達になった切っ掛けって何?】
「おう!そこいい質問だなそれは俺たちって同じ大学行っててそこで仲良くなったんだよ、こいつ性格よくて顔もいいのに俺以外の友達いなかったの!やばない?」
「おいそこ余計なこと言うなよ?」
【友達いなかったってま?】
【逆になぜいなかったし】
【普通に人気者で彼女くらいいそうだけど…】
「それな!まじでこいつ全然そんな話聞かないんだよ、しかも高校の時もそうだったらしい」
「よし、じゃぁここで配信終わりにしようかな~短かったけどありがとね」
「ごめんごめんだからマジで配信止めようとするのやめてね、ね」
エナライブ公式【常影くん流石にそれはだめだよ】
【公式!?】
【公式登場はヤバイて】
【ここで配信やめたら分かるよな?】
「ちょ!誰かわからないけど暇なんですか?流石にやめないっすけど!」
「今年一番焦ったぞ!演技上手すぎだろ!」
「いやー流石にねちょっとはプライバシーってもんをね」
「僕知らないな~だって個人勢だもん」
【個人勢強w】
【こうゆうところが個人勢は便利】
【本気で切りかけてて笑う】
【とゆうかスパチャは?】
「スパチャはこの前沢山したろ?やり過ぎんなよ?」
【頼む前回みたいに上限投げないから】
【あのあとのスパチャ感謝配信凄かったな~】
【常影君ここは上限を投げないとゆうか約束で解放しないか?】
「まぁ上限投げすぎなければいいんだよ分かったか?」
【はーい】
【了解】
「響雷スパチャ解放できる?」
「ちょっと待っててよ~おし出来たぞ」
49999 調査団
《配信頑張れ!これは上限じゃないぞ?》
49999 名無しの課金勢
《少ないですがどうぞ》
「ちょっとまてぇぇ!」
【上限ではないぞ?】
【そうだそうだ!何が不満なんだよ!】
【もっとよこせってか?】
「馬鹿なの?ねぇ俺が頭おかしいだけなの?」
「だいじょぶだ問題ない!」
「そうか俺が間違ってたのかじゃぁ歌配信始めるか」
「今回の企画はこれだぁぁぁ!『99点以上とらなければ帰れません!』」
【正気か?】
【この二人ならすぐ達成しそう】
【俺は五時間予想で】
「じゃぁ響雷のはとったーで何時間かかるか投票してくれ!正解した人には抽選で三人にこの前俺が描いたコロンちゃんの絵のキーホルダーと響雷の作曲した曲と俺が作った曲が入ったCD(サイン付き)だぁぁぁ!」
【くそっ!サブ垢総動員で応募しないと】
【俺は正々堂々一本賭けるぞ!】
【倍率エグそう】
「外れた人にも景品はあるから外れても落ち込むなよ」
「投票回数凄いな…」
【皆!大事なこと聞き逃してるぞ!】
【ん?あっ!常影って曲作れるの?】
「まぁ一応な」
「おっと常影電話来てるぞ」
「あ、社長からだちょっと待ってて」
『常影くん?この電話をスピーカーにして配信で聞こえるようにして』
「ん?分かりましたけど」
何か告知でもあるのかな?
『皆さん配信途中にすいませんエナライブ社長の桐谷です常影くんが全然口を滑らさなそうなんでここで発表したいと思います』
「え?何を…」
『実は常影君ってボカロPの不眠症Pなんですよ~』
「ちょっとまてぇぇ!」
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