喉が…

カラオケ配信が始まって三時間後


「ちょっと一回休憩させて!さすがに疲れた」


「俺はまだ行けるぞ?普段から歌ってないからこれくらいで疲れるんだぞ?」


いやちょっと待ってほしい


二人でカラオケ三時間ずっと歌ってたら流石に疲れるだろ!


【結構惜しいときとかあったんだけどな~】

【98点だったときは泣いてもいいと思った】

【そのおかげでいい歌声を聞けてるんだけどね】


「そうだ!常影!見てくれてる人も喜んでるじゃん!」


「俺は!一年間!引きこもてたから!体力無いんだよ!」


【まじでか】

【引きこもってた割には結構体力あると思う】

【普通の人でも何回かは休憩してる】


「そうだよな~常影って引きこもってた割には体つきいいんだよな」


「ずっとゲームやってたら体に悪いだろ!部屋のなかでも運動くらいするわ!」


「部屋のなかでの運動にしても結構引き締まってるし…」


そりゃあれだろ


「体力落ちたらゲーセンの音ゲー出来なくなるだろ?」


「理由がしょぼい!」


【引きこもってたのに体引き締まってるとかうらやま】

【理由が音ゲーってw】

【確かに体力は必要だけどさ】

【俺外に出てるのに筋肉つかない…】


「人によって筋肉の付きやすさ変わるからな~」


「それにしたって響雷だってスゴいだろどうしてそんなに付くの?」


「俺は毎日朝ランニングして軽く筋トレしてるだけだぞ?」


【ランニングの量と筋トレの軽くが凄そう】

【歌声も力強いし結構きたえてそう】

【なぁ信じられるか?この人たち曲もつくれて歌もうまいんだぜ】

【そういえば自分の歌を歌ったら結構得点行くんじゃない?】


「確かに!その手があったか!」


「でも俺の曲まだ少ししか追加されてないぞ?」


「でも結構歌えるんじゃね?」


「この曲たち皆歌えると思って作ってないんだわ!」


一応カラオケに追加されてはいる、いるんだがテンポが以上に早い、低音高音の振れ幅が大きいなどとても高得点をねらえるねらえる曲ではない


【モノクロ○イス歌えるならいけそうだけど】

【結構使い分け出来てたからいけると思う】

【Yesかはい、しか選択肢は無いんだよ!】


「ま、まじでいってんの?これ見てみろよ!全国平均80点だぞ!?」


「がーんばれがーんばれ、ほら、入れてやったから歌えよ!」


「え?なに入れたん?」


「《終焉の人形》(終焉のマリオネット)だぜ!」


はぁ?


「バカじゃねえの!?よりによって何で俺が音ゲーに追加されたら難易度スゴいことになりそうだなぁみたいなこと考えて作ったやつ入れるんだよ!?」



【死亡のお知らせ】

【え?これどうゆう曲なん?】

【最初高音の消失越えのスピードで流れる歌詞→中盤重低音のクソムズリズム→終盤名前の通りもうヤバイ】

【消失がかわいく見えるもんだよ】


まさかの選曲で戦慄してると駿太が笑顔で


「頑張れよ!」


あ、これ逃げられないやつだ


「ほらほらもう始まるぞ~」


「っ!♪~~~~~~♪」


【すげぇ一応歌えんだ】

【お前ら人間じゃねぇ!】

【これが暇をもて余したVTuberの遊びか】

【肺活量と滑舌えぐいて】


そして地獄の三分が終わった


「はぁ、はぁ…過去に戻ってこの曲作った俺をぶん殴りたい…」


「おめでと!見事に全国一位だよ!」


「全国一位でも96点なんだよなぁ…」


【よく見てみろ!二位は82点だぞ!】

【やってる人も結構多いしこれはヤバイ】

【次は響雷の番だね!】


「くそっ!難易度高い曲がない!」


「すまんねぇ~常影君俺は簡単な曲をやらせてもらうよ」


「俺の苦労はいったい?」


49999  ツクヨミ

《ドンマイ!でもよくやったよ!》


49999 ぽてさらさん

《そんな日もある!引きずってこう!》


【純粋な励ましかと思ったら二個目はダメじゃんW】

【引きずっていこうは草】


「ぁぁ!もうなんなんだよぉ~!」


このあと無事駿太が100点をとって配信は終了した


その後にっこにっこ動画で常影が歌った曲が次々と殿堂入りしたのだったしたのだった


次の日龍介は喉の筋肉痛とゆう謎の現象がおき結構苦しんだのだった

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