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2022年2月6日 20:04 編集済
古風で独特な雰囲気はたいへん興味深かったです。一人称による語り部主人公の内面の掘り下げがとてもよくなされており語り部の心を読者の眼前に突きつける迫力があったようにおもいます。あくまで個人的な意見ですが、とても物語の停滞感を強く感じてしまいました。読んでも読んでも先に進んでいない様な感覚があり違和感が溜まっていく感じです。そう感じた一番の原因は文章によるものではないかと思いました。元々一人称の語り部の内面にスポットをあてる作品ですと物語の展開がかなり遅めに感じてしまうものですがその展開の中で語尾『た』『だ』の連用多用が目立つとより物語の速度が遅く感じます。断定や過去を表わす助動詞ですので、他の語尾にくらべて非常に文章を切る力が強い。文章がぶつりぶつりと切れる印象をうけました。箇条書きに見える箇所もあります。こういった古風なイメージの作品だと雰囲気をより深くする作用があることも認めますが、多すぎのように見えました。文章だけでも軽快さをある程度確保していないとこちらの作品の長所でもある他の要因との相乗関係で短所が際立つように思えました。最後に企画に参加していただき誠にありがとうございます。
作者からの返信
詳しい分析ありがとうございます次回作以降に活かせるよう頑張ります
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古風で独特な雰囲気はたいへん興味深かったです。
一人称による語り部主人公の内面の掘り下げが
とてもよくなされており
語り部の心を読者の眼前に突きつける
迫力があったようにおもいます。
あくまで個人的な意見ですが、
とても物語の停滞感を強く感じてしまいました。
読んでも読んでも先に進んでいない様な感覚があり
違和感が溜まっていく感じです。
そう感じた一番の原因は
文章によるものではないかと思いました。
元々一人称の語り部の内面にスポットをあてる作品ですと
物語の展開がかなり遅めに感じてしまうものですが
その展開の中で語尾『た』『だ』の連用多用が目立つと
より物語の速度が遅く感じます。
断定や過去を表わす助動詞ですので、
他の語尾にくらべて非常に文章を切る力が強い。
文章がぶつりぶつりと切れる印象をうけました。
箇条書きに見える箇所もあります。
こういった古風なイメージの作品だと
雰囲気をより深くする作用があることも認めますが、
多すぎのように見えました。
文章だけでも軽快さをある程度確保していないと
こちらの作品の長所でもある
他の要因との相乗関係で短所が際立つように思えました。
最後に企画に参加していただき誠にありがとうございます。
作者からの返信
詳しい分析ありがとうございます
次回作以降に活かせるよう頑張ります