安堵

貴方と会わない日々の出来事を

貴方に会えた日に沢山話すの


貴方が知らない時間を

貴方に分かってもらうために


一通り話したら

言い切ったという

気持ちに近いため息一つ


話すことに夢中で

冷めてしまったカフェオレを

何故か満足そうに見つめる


そんな私の頭に

貴方の手が無造作に乗る

私が大好きな貴方の手が

ほんの少し髪を撫でる


言い切った満足感よりも

本当はこの安堵感を

いつも私は求めているのでしょう

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