大切な危うさ

積み重ねという形が 今を創る


皆からすれば 笑える事だろう

それでも僕には大切な全て



積み木を 無造作に積み上げるように出来れば

まだ簡単な方かもしれないな



波打ちぎわに作った砂の山に 

トンネルを掘るくらいに

砂の脆さに気を取られていたら 

波に全てをさらわれる

波の音に神経を集中させ過ぎたら 

砂の重さを忘れてしまう



そんな危うさも僕にはとても大切

自分でも笑えるくらいにね

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る