第4話 悪夢は続くよ 何処までも
第4話
えっ、何これ…
もしかして、今の夢?
ベッドに居るんだし、夢だよね?
よし、今日も真司君の所へ行こうっと…
この時の私は呑気にもそう思っていました。
「殺せば良いんだ!」
死にました、どうして…
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次は周りに気を付けて…
「殺せば良いんだ!」
…死んだ。
そうだ、次は一馬と別れて正式に…
「殺せば良いんだ!」
付き纏われて、死にました。
じゃあ、真司君に当分会わなければ…
「殺せば良いんだ!」
誰かがチクって、バレました。勿論、死にました。
…嫌だけど、真司君とは縁を切って……
「殺せば良いんだ!」
死にました。真司君が一馬とのデート中に割に入ってきました。
死にました、死にました、死にました、死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました死にました。
「どうすれば良いの?」
何回も何回も何回も死にました。
私は可笑しくなってしまいました。
もう、何で霜崎なんかに拘っていたのかすら覚えていません。
私はどうしたらこの地獄から、この悪夢から開放されるのでしょうか?
あっ、そうだ!
「一馬様を愛すれば良いんだ!」
我ながら頭良い考えである。
続く
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