18
俺の名前は、夜桜久遠。
高校2年生の去年同じクラスで仲良かった、八神奏多とは離れてしまった。
俺は、自分の恋愛は後回しにしてきた。
理由は、簡単で、
『めんどくさい』
ただ、それだけだった。
だから、俺自身の恋愛ではなく、相談相手となって恋の悩みを聞いていた。
それが楽しかったし、いやすかった。
だって、どぎまぎしている人をタダで見れるんだ。
こんなに面白い人間観察はないだろう。
そう確信していた。
でも、どうやら傍観者は終わりらしい。
この気持ちには逆らえない、例え俺だろうと例外ではないらしい。
俺も恋をしてしまった。
当事者になってしまった。
彼女の名前は、東雲琴
相談に乗っている間に彼女に恋をしてしまった。
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