5月

第3話 体育祭練習は地獄の始まり

「じゃぁいってくるね〜」

私はいつものように高校に行った。


今日の授業は。。。

ん?

んんんんんんん?

体育祭練習!?

マジかよ…

私あんま運動神経良くないからな。。。

「うちの学年何やるんだっけ。」

絢音ちゃんに聞いた。

やっぱり絢音ちゃんは頼れる存在だった。

が、

「うちの学年はたしか。。。」

頑張って思い出してる。めっちゃありがたい。

「組体操だったハズ。」

え、組体操。。。

「あと、400メートルリレーだったよ。」

うっ。

リレーか、







8年前


大体、小学3年くらいのころかな。

私は赤組。リレーに出ることになっていた。

「いけ〜菜月!!」

一番クラスで早い翔太くんが

応援した。

少しプレッシャーだったけど。

私は運悪く、アンカー

ちなみに赤組が一位。

そして、、

あっ

私は派手に頭からすっ転んだ。

「お前何してんだよ!!!!」

翔太くんが怒鳴った。

私は血だらけ。

だけど、、、棄権はしたくなかった。絶対に。。

だけどその判断が間違っていたのかもしれない。

そのまま赤組はどんどん順位がさがっていき。。。

2位、、、、3位、、、、そして、、、最下位。

「お前なにしてんだよ!!!!!」

翔太くんが本気で怒り始めた

翔太くんの友達、健太くんも、

「お前のせいだぞ!お前がこのチームに入らなければよかったんだ!」

続けてまた翔太くんが、、、

「全てはお前の責任だ!!!」

そして他の子たちも

「そーだそーだ」

と翔太たちの味方をした。

もう、私はリレーには一回も出たくなかった。








「菜月!菜月!」

はっ!

「大丈夫?なんか体調悪い?」

心配そうに聞いてきた。

「いや、ガチで大丈夫!元気100万倍!!!」

なんか最近色々とヤバいな。

「はいじゃぁ体育館いくぞー」

先生が大声で言った。

よし!明日から頑張ろう!


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