第2話 柚斗くんのヒミツ
「何してるの?」
ーーーーーあーーーーー
「さ、桜ちゃん…」
どうしよう。。。
誤魔化そうかな?
そう簡単に誤魔化せるかな。。。。
ああ、、ヤバい
どうしたらいいんだYO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いや!役はなにがやりたい?って聞いてただけ!大丈夫!」
お!レオン君ナイス!
上手く誤魔化せた。。。
「なんの役がやりたい?」
あ、結局その話になるのね。。。
「なんの劇やるの?」
私が聞くと、
「ロミオとジュリエットだよ。」
えっ。高校でロミオとジュリエットやるの。。。
「ふ、ふ〜ん。」
ちょっと期待はずれ
「で、なんの役やりたい?」
私は考えて出た答えは。。。
「なんでもいい、かな。」
レオンくんは目を丸くさせた。
「え、じゃあ、ジュリエットね!」
えっ。
私に主役なんて。。。
「できるのかな。」
思わずぽろっと口から出てしまった。
「はぁ、」
どうしよう。
なんでもいいなんていった私ってホント馬鹿!
どうしよう。。。
「な。なにか、、ありました?」
ふょえぇぇ!!!
(ん?)
あ、びっくりした。柚斗くんか、
柚斗くんは同じ演劇部の男の子。
「いや、ううん。なんでもない!」
私はそう答えるしかなかった。
「あ、そういえばさ、次の演劇のロミオとジュリエットって、だれがジュリエット演じるか分からないんだけどしってる?」
うっ。
どうしよう。。。
私だってしったら。。。
ショックだろうな。
これまた、誤魔化さないとマズいな。
最近誤魔化さなきゃいけない時多くない!?
「え、え〜っとね。分かんないか、な〜」
焦りながら言った
柚斗くんはふ〜んと怪しいな、と思ってるかのように言った。
(次は嘘つかないようにしないと。)
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