第30話走馬灯
アパートに帰り、コーヒーを淹れた
梨花を思いつづけて
10数年
再会してから2年ほど
2年少しがまるで夢のようにすぎた、
いい夢も悪夢も
めぐみの事を思い出すと、正直辛かった
俺に責任がないわけじゃない。
ライトと俺、梨花、
めぐみからしたら、許せないつながりだっただろう。好きになる人は梨花が好き
なぜ?梨花に?ってなるよな。
まるで世の中の男が皆んな梨花の味方に感じたかもしれないな。
たまたま、たまたまなんだ。
ライトが梨花を好きじゃなければ、少しは違っただろうし。
俺が、梨花に執着してなければ、
めぐみも、あんな事にならなかったのにな。
憎い気持ちの中に、かわいそうにとゆう
気持ちが入り混じっていた。
俺はめぐみが渡してきたフェイクのハンカチを捨てた。
部屋は薬品と焦げる匂いとタバコの匂いがした、
この先どうしよう。
漠然と彼女ほしいな。
ライトと梨花みたいな。
俺は会社に復帰して。
いつもの先輩達に、すべて話した。
ドラマみたいだな。
TVでながれるかな?
TVでは、アルバイト女性28歳が、飲食店勤務の男性と女性に塩酸をかけ男性の腹部を刃物で刺し、重傷です。命に別状はないようです
恋愛のもつれが原因との事です。
なんとなく、客観的に聞くとよくある事件だなと思った。
忘れようめぐみの事は存在をわすれよう。
そう言えば、
ライトはオーナーの店の事
白い薔薇の城って言ってたな。
オーナーとリカってどんな関係だったのかな?
高一の時オーナーからプラダの財布もらったって梨花言ってたよな
俺が梨花を探してた時だ、連絡先を誰も知らないと、教えてもらえなかった時
梨花はオーナーと付き合ってたのか、、、
ライトは、好きになった人が、兄の彼女だったって事か?
ライトの気持ちが大きくてオーナーは身を引いたのか?
いつか、オーナーに聞いて見たいな、
俺が必死で探してた時、梨花は何を
してたのかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます