第23話真実と同情

俺は梨花の為に取った有給を持て余してた、


そんな時、ピンポーンと、俺はめぐみじゃないかと、のぞき穴から確認した、梨花だった

隠すように梨花を部屋に入れた


   コーヒーでいい?

お決まりのセリフだ、梨花は申し訳なさそうに、


     ごめんね。色々と

     振り回して。


     私ね、、、

梨花は少し戸惑うように、話しはじめた


     ライトはね。

     私の初めての相手は

     自分だって思ってるの

     だけど、

     本当は、ライトのお兄ちゃんなの

え?俺はライトからリカは俺にしか抱かれていないと言っていたよな


     私、ライトのお兄ちゃんと

     付き合ってたの

     だけど、ライトが私の事が好きって

     分かると、すぐ、別れようって

     ライトには言わないでくれって

     その時はショックだったけど

     別に今は未練があるわけじゃない

     お兄ちゃんの事はなんともないの

     恋愛感情はなにも。

     ただ、初めての人だから

     やっぱり、その印象は強くて

     始めての相手って、思い出に

     残るから。

     何となく、初めての人になった

     思い出も無いって人もいると思う

     だけど

     すごく大切にされたから

     その事が、少し、

     ライトに対して罪悪感もあるの


     佑月?佑月も初めての相手は

     一生残るから

     大切にね。


なぜ?俺にそんな話しを、、、

俺は梨花を思いつづけて、童貞なのに

俺の一生の大切な記憶にするなら、梨花しか

居ないのに。わかって話してるのか?

それとも

めぐみの事を言ってるのか?

包帯は以前よりすくなくなり。

でもまだいた痛そうな手だ。

コップを片手で持てるようになったのか、


    佑月?佑月は初めての人

    私がいい?

え?なんで、なんで今こんなのゴタゴタした

状況でそんな質問を、、

   

    それ、俺に聞く?

    梨花しか、考えられない

    だけど、いいんだ、もう

    それ以上に梨花と再会してから

    幸せだったから。


梨花は俺をベッドに連れて行くと、服を脱いだ、そして、俺が作った絵を指してから


    佑月は私を天使にしてくれたから

と、言った


   俺は、ライトやライトの兄の事を考えるていた。俺は梨花に勝手に執着して、今がある、だけど、妄想を俺が勝手に膨らませてる

10年、梨花にも、梨花の周りの人も、苦しんだり、喜んだりしていたんだ。

そして、ふと、思った

ライトの兄はなんで、弟思いなんだろと、

そう、思っていたけど、ライトの兄も

梨花を大切にしてきたんじゃないのか?と



俺は梨花にガウンをかけた


   ありがとう、梨花

   だけど、ダメだよ

   梨花は天使なんだから

   天使のままで居て


梨花は少し泣いた。


   私、守ってもらってばかりで

   どう、お返ししたらいか、

   わからないの


俺は、

   梨花は笑っていればいいんだよ

   無理矢理じゃく

   自然に。

   ライトも、お兄さんも

   きっとそう思ってるから


梨花は、服を着た。俺はホットした。

何故だろう。1番の願いを、自分から

断ったのに。


ライトの所に帰ろう。

俺はさそう言うと、梨花をライトのマンションまで送った。

聞きたかった事があった。怖くて。

だけど、今日は聞いてみたくなった。

マンションの入り口で

俺は聞いた


  梨花?梨花は好きな人いる?

  

梨花は少し戸惑い、頷いた、


そして。


    私は、ライトが好き


やっぱりと、悔しいとが混じり合い、感じた事の無い気持ちになった

     

    そうだよね?

    早くやけど治ると良いね

    じゃあ、

俺は途中コンビニでチューハイを買うと

一気に2本飲んだ、アパートに帰る前に

酔ってしまいたかったから。


俺はとぼとぼと、アパートに帰った


アパートのドアの前に誰かたっている

誰?

めぐみだった

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