第8話リアル
梨花と誕生日すごしたんだろ?
どうだった?と
先輩に聞かれた。
死ぬほど幸せだったのと
少し複雑な気分です、。と答えた
そりゃそうだよな
妄想で同棲していた相手が
現実に部屋にいたんだろ?
夢か?正夢か?みたいになるんだろうな?
はい、なんか、とりあえず再会出来ただけなんですけど。
好きが先に来ちゃってるんで。
なのに、これからリアルな梨花を知ってく事になるのか?って。
俺しらなかったんですけど。
ちょっと苦労してる子みたいで。
多分、今俺は、安全な気晴らしになってると思うんです。
行方さえわからなかった事を考えると
連絡できるだけでかなり違うんですけどね、
人は欲張りだ。欲しいものが手に入らないと欲しくて仕方なく、苛立つ
手に入れると次の物が欲しくなる
一つ目に手に入れた物を大切にできないと
きっと二つ目を手に入れても嬉しさを感じ無くなるかも知れない。
そうならないようにしないと。
佑月?やっぱり童貞は梨花に貰ってもらうの?
な?そんな事
考えてないですよ。
俺は嘘をついた
考えてる。考えすぎなほど考えまくり
妄想しまくっている。
だけど。リアルな梨花を知って
無邪気で子供っぽい梨花に
勝手にリードされる妄想をしてた俺は
妄想のつじつまが合わなくなっていた。
でも、大人だし、経験は豊富そうだし
いざとゆう時は、セクシーなのかな?
むしろ子供っぽい?
もう訳がわからない。
いっそ違う女の子で練習して。
それから。
そんな上手くいかないか?
俺は電車に揺られる時間考えてばかりで
長く感じてた電車の中があっとゆうまに感じるようになった。
トリプルの前の通り、看板を見てか帰ろうかな?
俺はぷらっとトリプルの前を通った
梨花がお店に入って行った
まだ開店じゃない。
むしろ梨花がコレから出勤のはず。
俺は完全にストーカーだ
梨花が店を出てくるのを待った
ライトと一緒に出てきた
しかもライトは私服だ。
俺は尾行した。
ライトと、梨花は
リカの店fenixに入って言った。
ただでさえ噂されてるのに。
なんでわざわざ
俺は帰って検索した、
早速書き込みが増えてた。
トリプルのライトが梨花と同伴で店に来た、
ホストはお断りなのに?
ライトとリカは特別?
オーナーと出来てるからじゃん?
だけどライトとの同伴許す?
ライトってオーナーの弟らしいよ?
え?
じゃあただ弟が飲みに来ただけ?
でも、リカはライトにハマってるでしょ?
店いってるもん。
書き込みは皆んなのクエッションだらけだった。
俺も知りたい。
俺はトリプルが始まる時間にトリプルの近くに居た、
梨花とライトがやって来た
今度は梨花がお客になった
俺は朝まで待った
店から2人が出てきた
俺は後を付けた
駅の近くの1番高さのある
マンションに入って行った。
俺は真っ白になった気分でアパートに戻った
すぐに仕事だ、全く寝てない。
朝日がこんなにも鬱陶しいと思ったことはない。
梨花はライトのマンションに泊まったのかな?
先輩、やっぱり、キャバ嬢はホストと
付き合うんですかね?
ん?梨花ちゃんそんなタイプの子じゃないだろ?
トリプルってホストクラブのNo.1とマンション入るの見ちゃったんです。
佑月?尾行した?
佑月あっちの方の店の通りいかないだろ?
はい。すいません、尾行しました。
ヤバいですよね、俺このままだとストーカーですよね?
梨花ちゃんに
ちゃんと聞けば?どうだ?
聞いたんですよ。
高校の同級生で友達だって
電話してる所も聞いてたんです。
ホストのライトの声も聞こえて
直感でライトは梨花が好きなんだって思ったんですよー
俺がどうこう言える立場じゃないんですけど
佑月、押せよ!もうこうなったら
好きなの我慢しないでグイグイ押してみろよ。
はあ、、
とりあえず、定期的に会うからだな
な?
そうだよな。
誘ってみようかな?
最近会社のトイレはLINEの文章を考える場所になってた。
えっと
こんにちは!
またご飯いきませんか?
都合の良い日ありませんか?
と。
LINEはすぐには返ってこなくて
既読もつかなくて
次の日の朝、既読になった
だけど返信は来ない。
夕方やっと返信が来た
土曜日夕方から夜中まで仕事なの
だからご飯なら日曜日の夜かな。
お茶なら夜中でいいなら
土曜日夜中佑月のアパートいくよ。
俺は早く会いたかった
だから
土曜日夜中、コーヒー入れてまってます。
と返した。
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