102.耳かきをするみたいです。
ラッセルさんに勲玉を卸しているラーメン屋さんの場所を聞いておきました。今晩の食事はそこに決まりです。前に食べたところにしようかと思ってましたが、勲玉が乗っているラーメンが食べられるのですからそちらに行きます。
燻玉と厚切り
6人で麺をすするさまは傍から見たらどうだったのでしょうか・・・気にしたら負けですね・・・美味しいものを美味しくいただく。間違ってないと思いますが、女性ばかり6人でラーメンというのもどうかと思ってしまっただけです。
美味しい夕食をいただいた後は宿屋でゆっくりします。まぁ、ゆっくりと言っても簡単なスケッチや作成はするのですが・・・
パステルカラーを再現する方法が見つかるまでは、工房で作ることが出来ませんが、何着かロングTシャツは作っておきましょう。
とりあえず今日はこのくらいしかやる事がないですね。コトハにマッサージを頼んで寝てしまいましょう。
「コトハ、またマッサージをお願いできる?」
『うん、いいよ。』
喜んでこっちに来ますね。それじゃあ、コトハにマッサージをお願いして、そのままコトハと一緒に寝てしまいましょう。
コトハは後ろからギュッとするのがよかったのですよね。ギュッとしてあげましょう。
翌朝、起きてみるとイロハが拗ねてます。 最近コトハばかりにマッサージを頼んでいるので、それが原因でしょうか。アヤハは・・・大丈夫なようですね。アヤハは料理などで、メアリを手伝ってもらったりしてるので大丈夫なようです。最近イロハは何もしてませんからね、甘えたくなったのでしょうか?
何かイロハがすることを考えてあげないといけませんね・・・イロハは力を入れすぎるのでちょっと怖いのですが、耳かきでもやってもらいましょうか。
道具がないので、耳かきを作りましょう。竹があると良いのですが、手持ちが無いので普通の木を使いましょう。いずれ竹を手に入れるといいですね。梵天はスワニーの羽でいいでしょう。ちょっと贅沢でしょうか?手元にあるのがこれだけなので仕方ないですね。
流石に材料は揃っているし、簡単なので繭のできる間もありませんでしたね。手元には質の良さそうな耳かきがあります。
では、イロハに耳かきのやり方と注意点を教えましょう。
意外と言ったらイロハに悪いのですが、巧いですね。え、なんですか。膝枕?イロハの膝に頭を乗せるのですか?自分の膝をポンポン叩いてニコニコしてますね。仕方ありません。イロハに膝枕してもらいましょう。
娘達を甘やかしてきたと思ってましたが、なんか甘やかされてる感じもしますね。イロハも喜んでますしいいですか・・・
これでイロハの仕事もできましたね、え、毎日する?いえいえ、毎日は要りませんよ。そうですね、週に2回くらいでいいです。何悲しそうにしてるんですか・・・イロハと一緒に寝るときにして貰えばいいですよね。そのまま一緒に寝れるでしょ?
渋々納得したみたいですね。アヤハと、コトハにはマッサージをしてもらって、イロハには耳かきをしてもらう。それでいいですね。それで3人に納得してもらいました。順番でいいですよね?
スニドラを見て回るのも今日1日ですからね。何を見て回りましょうか・・・そういえば、こちらの世界に来てから教会というものにいった事がありませんね。こちらの世界に送ってくれた女神様に一度くらいはお礼を兼ねて礼拝しておくべきでしょうか?
そもそも、教会ってあるのでしょうか・・・普通は町の中央にあったりしますよね?行ってみましょうか・・・なければ無いで構いませんが、あればお祈りくらいしていきましょう。お布施ですか?少しくらいはしますよ。
ありますね、教会。いかにも教会って感じの建物です。
中に入ってみましょう。正面にあの女神様の像がありますね。やっぱりこの世界の女神様だったわけですね。ちょこっとお祈りでもしていきましょう。でも、教会の入り口にお賽銭箱ですか・・・なんかチグハグですね。これがこの世界の普通なんでしょう。
この辺りも、異世界から入ってきたものなんでしょうか・・・キリスト教っぽいものと、神社ですか・・・お祈りをするとに木魚とか出てこないでしょうね?
讃美歌の代わりにお経とか嫌ですよ・・・
女神様の像の前にいきましょう。普通にお祈りしますよ。私がどのような死に方だったかは知りませんが、この世界に送ってくれたことに関しては非常に感謝してるんです。
楽しい毎日を送ってますからね。結構チートな能力ももらってますしね。
ただ、他にも異世界の人がいるならそのくらい教えてほしかったです。厨二病を拗らせた人がいたみたいなので・・・そういうのは前情報が欲しかったな・・・そんなふうに思ったりします。
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