第6話 視聴率の攻防
このドラマはスタートからつまずいた。最初の要因となったのは、頼りの
アイドル女優ヒロセカンナちゃんがコロナにかかり、代役に30歳の女優を
充てられた。22〜23歳OLの設定なので完全にミスマッチだった。
当然視聴率は、
1話 5.2%
2話 3.4%
3話 2.7%
4話 2.1%
綺麗な右肩下りの曲線だった。元々プランH(敗戦処理)扱いなので想定内では
あったが、ここから奇跡が起こった。
高橋ユウトが作者のコージに適当にアドバイスしたことが功を奏した。
主人公のみかんがある日子猫を見つけ保護するこになった。ここまでは、たわいもないストーリーなのだが、登場した子猫がYouTubeで世界一見られてるネコ『ももまる』にそっくりな猫だったため、瞬く間にSNSでバズった。それを知った制作サイドは子猫の登場シーン増やし、子猫動画と化していったがその甲斐あって視聴率がV字回復した。
5話 3.2%
6話 6.8%
7話 9.8%
グルメのアドバイスに対しては『サイゼリヤ』を登場させたが、大勢に影響は無かった。そして7話で新しい武器が登場した。フリスクサイズの起爆装置で、スマホで
コードを入力すると爆発する仕組みだった。サイズが小さいので人が死ねことは
無いが爆発物なので大火傷する可能性はあり、脅しには十分な威力だった。
店長(コードネーム.みかんへの仕事の斡旋・指示役)が次のターゲットの説明と
共にみかんに手渡した。
そして、問題の8話へ
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