Op.1-5第5節
その直後、
「
「あなた、誰」
と、いつもの陽気な声とは正反対である、冷たい声を発する
「
「か……れん? みや……び?」
「そう、君は
「み……
「み……
「記憶を失っているんだ。
「だ……大丈夫、なの……?」
「大丈夫」
その言葉を聞いた
「か……
「何」
「か……
ありがとう
と、そう言いながら
「……」
無言で、なされるがままになっている
その様子を知る知らずか、
それは、
「
「だが、
「
なにをやっているのかと、思わずつぶやく
「最初の一回を使った段階で運動が出来なくなる。
二回目はさらに全身に痛みが走る。
三回目はさらに魔法が使えなくなる。
と、言った具合に使った回数が多くなればなるほど代償はどんどん大きくなる」
「
「ただ」
と、
「
その話を聞いた
「そ……それじゃ、い、今から……集めに行くの?」
「
「う……うん。わ……わたしのせいで、こう……なっちゃったし、い……入れるの、てつだわせ……て?」
「ふご〜っ!! んん〜!!」
と、うめき声が聴こえ、なにやら熱い風が胸をくすぐっていることに気づいた
そこを見ると、
その様子を見た
♪
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