Op.1-4第3節
放課後、
言うまでもなく、二人が座ってる席の反対側に
「
「ふふっ、女の子の〈
と、
まあ、
「約束は約束だ。『
「よろしくおねがいしますわ」
握手が終わると、
「邪念撲滅……邪念撲滅……邪念撲滅……」
と思い、そんな
「ラブラブですわね」
「み……
「
「別に
「そ……それならいいけど」
「ただ、抱きついたりはしてしまうかも……」
「お願いだから是非やめてっ!?」
と、
「むぅ」
「
と、
「嫉妬してるのかしら」
と、
「まあ、いいわ」
「良くないよ……」
「『
と、
そのスマホ端末の画面を
得意属性:土属性
系統:召喚系
とだけ書かれていた。
「楽譜が有れば、ある程度はそこから読み取れる情報があるのにな」と、
「一応楽譜はあるから、それは後で渡すわ。今は持ち合わせてないの」
「明日には渡せる?」
「構わないわ。そしたら、明日の昼十二時にここで待ち合わせってことでどうかしら」
「わかった」
と、
「今日は遅くなる前に帰らせてもらうわ」
と、席を立ち、レジへ向かう
「離れちゃ……いや……」
すると、今まで何も反応がなかった
しかし、
「
と、
「寝てるし……」
さっき身体をくっ付けてきたのは単に眠たかったからなのかもしれないと、
「それにしても、『
と、
『
特に、属性相性よりも重要視されているのが系統だ。
系統を大きく分けると、放射系、範囲系、操作系、召喚系と基本的にはこの四つに分けられる。
放射系と呼ばれる系統は、威力が高かったり、連射で攻撃の手数を増やせるというメリットがあるが、放物線で、直線的にしか進むことができない挙句、単調なので基本的に敵に避けられるため、一人では動きを制限することしか出来なくなるデメリットもある。
範囲系と呼ばれる系統は、魔法が及ぼす範囲を自由に変えられ、相手に確実にダメージを与えたり、環境変化を変えられるというメリットがあるが、効果範囲を広くしようとすると、その分詠唱する時間も長くなる挙句、一回しか発動できないと言うデメリットがある。
操作系と呼ばれる系統は、たとえば放射系の魔法と組み合わせると、本来放物線でしか描けない軌道が自由に変えられるため、相手をずっと追い続けるホーミングなどとして、作用することができるというメリットがあるが、単体では何も効果がない挙句、魔法の威力を底上げしたりすることもできないというデメリットもある。
召喚系と呼ばれる系統は、たとえば巨大な鳥を召喚し、その背中に乗りながら戦うこともできたり、甲冑を着た剣士を召喚することで、自分自身と剣士、二人で攻撃を加えることもできたりもする。召喚されるものに応じてメリットも変わってくるが、基本的には、一つの曲で永遠と相手を攻撃することができると言うメリットがあるが、詠唱速度が異常に長いというデメリットがある。
事前に
「というか、なんか僕が戦略立てる人ってなってない? 大丈夫?」
「まあ、何もできない僕が唯一役に立てるってわけでもあるし、問題はないけど」
と、
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