第2話

あーぁぁ

自立したらすぐに出会い系アプリだの…

デリヘルだの…まぁ、健常者だから、障がい者の気持ちににはなれないから計り知れないから仕方ないか…

キッチンで、朝ごはんの食器を洗って片付けながら介護士の田中秀平はその様子を見ていた…

彼は、ALS患者、工藤正道.33歳を週に2回介護に通っている。そのほかの日は他の患者の場所に出向している。中でも、工藤とは歳が3歳しか離れていなくて実際のところは仕事がやりづらい感じだった。全く理解できないのは仕方なく、お金の為に働いている


五年前に10年以上働いた職場を子どもが小さいのに休みが無く、家族の時間が取れないのと

何より美しい妻との時間がないのが、転職のきっかけとなった。田中は36になろうとしていた

そして妻を心の底から愛していた

だからデリヘルなんて理解出来なかった

性病がうつってしまえばいい。とヨコシマな考えがよぎってしまうことさえあった…


(メディカルノートから引用)

ALSとは

筋萎縮性側索硬化症きんいしゅくせいそくさくこうかしょう(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)とは、体を動かすのに必要な筋肉が徐々にやせていき、力が弱くなって思うように動かせなくなる病気です。


日本における患者数は約1万人とされ、男女比は1.2~1.3:1とやや男性に多い傾向にあります。中年以降に発症することがほとんどで、特に60~70歳代に多くみられます。


筋力の低下が主な症状ですが、筋肉の病気ではなく、筋肉を動かしている脳や脊髄せきずいの神経(運動ニューロン)がダメージを受けることで発症します。脳から筋肉に指令が伝わらなくなることで手足や喉、舌の筋肉や呼吸筋が徐々にやせていきます。


筋肉がやせると体を上手く動かすことができず、呼吸筋が弱まると呼吸困難に陥り人工呼吸器が必要になります。一般的に症状の進行は速く、個人差は非常に大きいですが、人工呼吸器を使用しなければ発症から2~5年で死に至ることが多いといわれています。


現在では筋萎縮性側索硬化症の根本的な治療法はなく、症状に応じた適切な処置が行われます。

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