第3話 空港までのやらかし
二〇二一年十二月下旬。いよいよ年末である。まだ陽も見えぬ午前七時過ぎ、筆者は関西国際空港に降り立った。
さて、ここまででまず軽いやらかしがあったのだが、まあ何とか取り返しがつく範囲であった。何かというと、乗り換え駅を間違えたのである。泉佐野と泉大津を間違えたのだ。飲み会明けで始発列車に乗ったものだから、普段以上に頭が働いていなかったようだ。でもほら、泉大津は北九州行きのフェリーが出てるから、いかにも交通の要衝っぽいじゃん? 乗り換え駅と間違えても仕方ないよね?
ま、しかしながら都市部の鉄道は便利なもので、十分も待てば後続列車が来るので、何とか取り返しがついた。
無事に関空に着いてしまえば、以降大したトラブルもなく保安検査を済ませ、搭乗口へたどり着いた。
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