応援コメント

6、組み交わす」への応援コメント


  • 編集済

     妖花より人間のほうが怖かった。
     ナツメのような依存症のメンヘラさんは実際にいますでしょうし、モネに操られなくてもいずれ事は起こっていたような気がします。
     ただどこか妖気を漂わせた彼女もまた、本当に人だったのかなあという印象も残ります。
     彼女は本当に『黒い蓮の花』の精だったのでは。

     窓辺で雨を眺めながら物思いに耽るモネ。家で独り彼を待つモネ。ポッと照れるモネ……。
     ヘタな人間より可愛らしかった。

     切ないことに花として寿命は短かったのですね。
     今回の大黒は紙魚河にというより、本当はモネのために働いたような感が拭えません。
     何とも言えない余韻が残りました。

     PS.
     あまり関係ないですけど、暖かくなったら私も不忍池に蓮を見に行こうかなと思いました。でも彼女がいたらどうしよう……(((;゚Д゚)))
     あ、同性には寄って来ないかな?

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    黒蓮の子の性質も、ある意味、魔性。。
    でも人にとっては、無毒なのかもしれません。

    でもお池で彼女に出会っても、青田さんなら……大丈夫そうですね。。

  • すごく艶のあるお話でした。お酒の盃で育つ蓮、発想がすごいです!
    モネは幼体の時から妙に色っぽくて、ドキドキしました。
    血が混じったお酒を飲むところなんて、直接的なことは何もしてないはずなのに、すごくエロティックで。
    リモートワークで他人との直接的な関わりが減ったからこそ、一緒に過ごせる誰かを求めた心境がリアルでした。
    いわゆるメリバですね。紙魚河さんの意識は混濁していましたが……
    倒錯的で官能的な雰囲気で、まさに酔ったような心地です。

    次章も楽しみです!

    作者からの返信

    陽澄すずめさん、3話目まで読んでいただきありがとうございます。

    こんなお花があったらいいなぁ……という作者自身の孤独から始まった第3話でした。

    次話は、自分の役立たずさに悩むフリーターのお話です。


  • 編集済

    ラストって、難しいですよね…
    どう決着させるか、いつも悩む。
    朱々さんの表現力はいつも凄くて
    どのエピソードにも発揮されてますが、
    今まで読んだ1〜3の中では
    私的には2話目の骨リュックがダントツです。
    あくまで個人の感想です。
    どうか気を悪くしないでください…

    朱々さんの文章好きです。
    勉強になる。また来ますー。

    作者からの返信

    3話読了、ありがとうございます。
    あまり良い終わりじゃなかったですかね…?
    (後の、4.5話も2話を超えられる自信がない……)
    (気分は悪くしてません。いつもコメントありがとうございます)

    第2話については、大黒招吉とは別に、長編にしようかなと、
    知人も面白いと言ってくれたし、私も書きたい気持ちがありますから。
    (いつになるかはわかりませんが)

    勉強になるとのお言葉、不思議な気持ちで受けとりました。
    三寿木さんのお話も、私とは違う語彙があるなぁ…とか、いろいろ思うことがあります
    (なんか怖くて他の作品にコメントするのを渋ってしまいます。
    すいません……)

    次のお話を読んでいただけたら、
    私の身近の知人より、
    私の作品を読んでくれたことになります。
    感動です。。。

    読め、と言うことはもちろんありませんが、
    期待はしてしまいます。

    次は、役立たずと罵られるフリーターの男が大黒との出会いを境に変わっていくお話です。

    三寿木さんのコメントで、
    自分の作品を思い返し、
    ああしとけば、こうしとけばと悔やんだりしますが、
    次のラストも、
    ちょっと迷いがありました。

    また機会がありましたら、
    よろしくお願いします。