全てを拒絶した弥生ちゃんですが、麻琴が心を開かせたことにより、本来の素直な姿を見せてくれるようになりましたね。
自分を見て欲しい、傷付いたことを知って欲しい……そんな思い。そして、思いに向けられた優しさが、彼女の凍った心を溶かしてくれたのでしょうか。
しかし、弥生ちゃんは自分がしたことに気付きましたね。詩織ちゃんが傷付いたこと、そして自分が放った言葉で自分自身が傷付いたこと。
きっと次こそは、弥生ちゃんが本当に言いたかったことをもっと優しい言葉で言うことが出来るでしょう。
生活できていること、学校に通わせてもらっていること。育ててくれていること。それらに感謝するべきではあるけれど、自立する時には自分のことを考えても良いのだ、という麻琴の言葉。すごく頷くものがあります。
次回も楽しみにしています。
作者からの返信
長月そら葉さま、コメントをありがとうございます(。>v<。)ノ゙
弥生は自分が傷つけられた過去があったからこそ、今の過ちに気付けたのだと思います。
自分を真っ正直から見てくれて、自分の言葉を受け止め応えてくれる。そんな存在に出会えたことで素直になれたようです。
血の繋がりは強くもありますが、それ故に足枷になることもあると思います。
生んでくれた。育ててくれたことに感謝はしなければなりませんが、子は親の物ではないので自分を大事にしてもいいんだよってことですかね。
実際は各家庭の事情があるでしょうから簡単なものではないでしょうが、親も子もそれぞれの人生のために適正な距離を見つけることが大事なのではと思っています。
両親に縛られた麻琴だからこそ言える言葉ではないかなと。
麻琴の言葉に頷いていただきありがとうございます(* ´ ▽ ` *)
弥生ちゃんが完全に、おおかみちゃんに心を許しましたね。
最初はあんなに身を強張らせていたのに、最後には自分から求めてキスをする弥生ちゃんに「おおっ」呟き、まじまじと見てしまいました。
家庭環境が複雑な弥生ちゃん。
その胸のつかえが取れて、おおかみちゃんに全てを話している所は、健気で可愛くて悶えてしまいます。
難しい問題ですが、こうしてちゃんと話を聞いてくれて、自分を肯定してくれる相手を得たことは、弥生ちゃんにとってとても励みになる事だと思います。
これで詩織ちゃんとの確執も、溶けてくれたらと願いたくなってしまいますーっ(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、コメントありがとうございます(。>v<。)ノ゙
新しい自分を見つけ進む為には、過去の自分も知る必要があると思います。嫌なところや記憶も含めどうすれば良かったのかを知ってこそ、しっかりとした足取りで前へ進めると思います。
足を止めることは決して無駄ではなく、自分をしっかり見つめ直せば向かうべく指針となるのではないかと。弥生も今回のことで自分が今置かれている状況を見つめ直し、どうすればいいのかを考える切っ掛けになったようです。
まずは詩織とどう向き合うべきで自分が出来ることを考えないといけません。それが出来るのかは次回の弥生を見て頂ければと思います(*´ω`*)