ヤングケアラー・ハナは、奮闘中!②~車いすサッカーをする子の悩みを聞いて、理系女子のセクハラ(アカハラ)ケアも、やっていきたい!~
第4話 「がんばれ」の言葉を、嫌がっちゃう人もいる。それが、弱い立場の人なのかもね。どうしてか、わかりますか?
第4話 「がんばれ」の言葉を、嫌がっちゃう人もいる。それが、弱い立場の人なのかもね。どうしてか、わかりますか?
言葉は、世代ごとに、使われ方が違っちゃう。それを理解できていなかったその総理大臣は、不思議だったろう。
「…おかしいな?俺の発言が、批判されているぞ?何で、いけないの?」
こういうのが、バブル脳。
ヤングケアラーとして生きていくのは、難しいかもしれないね。
バブル脳。
言葉の使い方では、注意しておきたいことが、他にもある。
「がんばれ」
この言葉を、どう思う?
「がんばれ?…悪くないよね?」
そう。
けれど、この言葉を嫌がる人もいる。それが、弱い立場の人だ。
「がんばれ」
他人に言われると、どう?
「がんばれ、か…。応援してくれているんだな。ありがとう」
そう思える人は、幸せだ。
でもね?
こう、受け止められちゃうことだってあるんだからね?
「えー…?がんばれって、何?私は、できることをちゃんとがんばっているつもりなのに、それが、わかってもらえていないってことなの?」
言葉は、残酷。
介護では、この言葉の使い方に、注意。
次も、大切!
反省させられるお母さんが、続出?困った母親は、こう言いがちなんだもの。
「あなたは、どうして、そんなこともできないのよ!」
それを子どもに言って、どうなるっていうの?
何の解決にも、ならないから。
怒られ慣れていない世代であればあるほどに、絶望しちゃうだけ。
特に、今どき世代の子は、絶望しちゃったら、何をしてしまうか…?
その、最悪の結果を考えたなら、がんばれだなんていう言葉は、気安くかけてはならない。人の育成の、基本でしょ。
「障害者スポーツ、ですか?気楽に、がんばって」
「せいぜい、がんばってください」
そう言われちゃったら、いやだなあ。
もちろん、気楽にやっていたわけではなかった。
その人たちは、真剣な気持ちで、電動車イスサッカーを続けていたのだから。
「ははは…」
「が、がんばっていますよ」
「私たちを気遣っていただき、ありがとうございます」
大人の対応。
コロナ禍の社会になってからは、かけられる言葉が、成長。
こんな言葉が、降ってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます