第13話 カフェもあるのね
ニタマ駅長が観光客に絶賛大人気なのでちょっと一休み。
祖父や両親と合流して隣の『たまカフェ』に移動する。
店内にはたまミュージアムがあり、初代駅長の『たま』ちゃんの可愛い写真や衣装がガラスケースに飾られておりじっくり見学する。
たまちゃんや他の猫家族もいっぱいいるんだね。
おぉこういう撮り方があるんだなぁ~と思いながらうろうろする。
電車のおもちゃなんかも展示していて可愛いな、ちょっと欲しいかも…。
一通りミュージアムを見たので、カフェで一息つくことに。
店内の家具や、至る所にたまちゃんデザインが施されており、置いてあるもの全てがたまオリジナルデザインというこだわりよう。
可愛すぎるのでとりあえずフィルムに焼き付けようっと!
色々とあるメニューを眺めながら私は『たまのフレンチトースト』とココアをチョイス。
可愛いたまちゃんデザインの紙のお皿に、フレンチトーストが3切れ、チョコレートソースがかけられ、その上にアイスがのっている、耳と目が付いていて見た目も可愛い。
記念に撮影しておこ~っと!!
窓から差し込む自然光がとても美味しそうに見える。
カメラをかまえてピントを合わせようと頑張っていると、ちょっと待てと祖父は店内にあったパンフレットを取ってきてスッと影ができている方に立て掛けるように固定した。
「こうしてやるとな、影が少し薄くなるんや、白っぽいパンフレットやったらな光を反射する、ようはレフ板の代わりやな。色付きの紙やとなその色が反射するから気つけてな」
なるほど~、確かに影が柔らかくなったよ。
ファインダーを除きながら見切れる位置までパンフレットを近寄せて撮影する。
いい写真になるといいなーピント大丈夫かな?
祖父は、スマホで同じように撮影し、レフ板のアリとナシの差がどのくらい出るか見せてくれた。
「ポジの画像チェックはな、ポラでやったんやで」
と、なんだか解んないんだけどププッ!ポジでポラって笑える、とりあえずふ〜んと流しておいたが、きっと半笑いだったはず。
それにしてもこんなに影の強弱だけで食べ物って見え方変わるのか〜。
影で黒く潰れてるよりキレイだな。
流石カメラ大好き物知りおじいちゃん勉強になりました!
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