第4話 自宅帰還

自宅へと辿り着いた


その間(かん)も、もしかして追っ手が


と、気がかりだったけれど


彼女は何も気にしてない様子だったし、現に無事に辿り着いた



空から降ってきた、超常現象のオーパーツ

を持つ女の子が自宅にやってきた



もう、2周して驚きや考えるのは脳が拒否している


「おじゃましまーすっ。わー綺麗な部屋だねっ。男の子の部屋って散らかってるイメージあったけど」


呑気なもんだ



とりあえず座ってもらってお茶をだす


「んで、命さん。こっからどうするの?」


「うーん、おじいちゃんの事もあるし、あたし1人じゃちょっと不安だし、策をねらないとね。」


それに僕もがっつり巻き込まれてるのだろう



「とりあえず、撒いたからしばらくは安全、ゆっくり対策たてよっ」


いや、僕は対策立てる必要がな、、、あるか。見られてるんだし


「はい」


2つの石のうち1つを手渡してきた命さん


「もしもの時の為に」



そのもしもがこないことをひたらすらに願う


「一応大丈夫だけど、なるべく2人で常に行動しよう。なにかあって創君のが取られてしまったらかなり不利になるし」



日常が、瞬く間に危険と隣合わせの日々になってゆく



でもどこか、少しだけ高揚してるじぶんがいた

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