応援コメント

カントの生命観」への応援コメント

  • はじめまして。
    拙作にご訪問いただきありがとうございます。

    たくさん書いておられるので、
    筆者様の作品の中でどれを最初に読むべきか悩みました(笑)

    で、一番初めに投稿されたであろうこちらを拝読させていただきました。
    それは、おそらく初めに書いたものこそ伝えたいことだろうと思ったからです。

    4話すべて読ませていただいて、単純にすごいなぁと感じました。

    なんというか、言葉にするのが難しくて一番ありきたりな感嘆詞に集約されてしまったのですが、そのままの気持ちでもあります。

    文章自体は私には少し難しく感じられました。
    もしかしたら筆者様の想いをまっすぐ受け止めることができてはいないのかもしれないとも思います。

    私事ではありますが、私も受験に失敗して一浪して大学へ進みました。
    20数年前のことなので、同じではないかもしれませんが、浪人生であったことは確かです。
    その一年間は本当に苦しかったです。当時お付き合いしていた方は現役合格でしたので、相手は大学生、私は浪人生、住んでいる世界が違うのかなとも思いました。

    そうですね、自殺とまではいかないものの、だいぶんと自己価値を低く感じていたことは間違いないと思います。

    私には幸いにしてその私を見切らずにいてくれた方がいました。
    そのおかげで今もこうして生きています。

    話が自分語りで何を言っているんだと思われるかもしれませんのでまとめようと思いますが、結論から言って、筆者様は本当によくお考えになっていると思いました。そのうえで年配者からの言葉としてなにか声をかけられるとしたら、なにか伝えられることがあるとしたらと思い、書いています。

    文中に出てくるさまざまな事件や歴史、著名人、作品。私はその年齢の時にはおそらく一つも知りませんでしたし、今でも知らないことばかりで、本作を読んで改めて知ったこともありました。

    少なくとも私は本作を読んでよかったなと素直に感じております。

    出来ましたら、人に伝えることを、どうかお諦めになられませぬよう、お祈り申し上げます。

    持論ではありますが、
    「人は伝えることしかできないものである」
    そう私は「ひと」を見ています。

    そのうえで
    「ひとの想いを受けとめるように努めるべきである」
    と思っています。

    筆者様の想い、少しは受け止められたかなぁ。



    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     これはですね、更新が一番最初に止まったやつですね……。更新順で並んでいるものでして。手当たり次第に更新しているので、最初に書いたやつ、と言われると『楽曲に対する批判』と『世迷い事』が最初になります。

     僕は、色々弊害があるので人前で冷めた態度をとらないようにしているのですが、本心で言えば、自分の心を信じられないのですよね。ただひたすらに、痛みだけが分かる。あとは人間というハリボテの前で喋ると少しだけ楽しいとか、そういった小さな興味。
     これはですね、受験というよりも、小学校での疎外によるものだと思います。別に殴られたりも、陰口もなかったのですが、あちらが疎外しているから自分もその世界から離れるとしているうちに、どうでもよくなってしまって。

     過去の天才少年たちを見ていると、つくづく底なし沼を感じますよ……。高校生にして、メルロ=ポンティに覚醒する鷲田清一や、古典洋書を極める中村某。僕は、学歴厨になら勝てるでしょうが、結局「体制だとか性差別だとか腐っている」と散々非難した東大生にすらも自分は教養の面ですら及ばないのかもしれない、と。

     久々に執筆したくなりました。