第126話 たい焼きとどら焼きとパン屋とつけ麺と
11月の土日の連休に本当は有希の家には行かないつもりだったが、最近死ぬ様な思いをしたためか有希に無性に逢いたくなり、有希に差し入れをするという
差し入れを買った後にそのまま仙石原に行き、有希の受験勉強の邪魔にならない様に差し入れを渡したら日帰りですぐ帰るつもりだ。
先ずは迎賓館の近く、四谷に東京3大たい焼きのひとつがある。
ここのたい焼きの皮はパリッとしていて、あんこは少し塩味が効いていて美味い。
皮は焼き立てでないとシナっとしてしまうが仕方ない、食べる時にまたオーブンで焼いてもらえば復活する。
保存する時は冷凍してもいいし、多めに買って行く。
頻繁には来れないしな。
次は青いタヌキの様な猫型ロボット及びその作者が大好きで食べているというどら焼きを売っている店に行く。
漫画が雑誌に連載中の頃は、吹き出しにこの店の名前も出ていたそうだ。
店名もタイムマシーンと関連がある様な名前をしている。
新宿駅西口にある店に着くと、ショーウィンドウには特大のどら焼きが置いてある。
ホールケーキ程の大きさなのだが、贈り物として誰かの家に持っていくのは面白そうだ。
でも婆さんと有希では食べ切れないと思うので、勿論買わない。
通常のどら焼きのサイズも小さいのと大きいのがあるが、大きいのを買う。
栗入りと普通のつぶあんの2種類を少し多めに買う。
食べれなければ誰かにあげてもいいし、足りないよりは多い方がいい。
ここのどら焼きは少し甘めだが、つぶあんの炊き方が絶妙で、粒が潰れていない小豆の食感がクニュクニュしていて堪らない。
後はデパートをいくつか回って目的の物を手に入れ、ついでにクロワッサンとくるみパンが美味いパン屋でパンを購入し、買い物は終了。
最後にどら焼きの店のすぐ近くにあるラーメン屋に足を運ぶ。
俺はここのチャーシューざるラーメンが好きで、食べてから半年から1年くらい経つとまた無性に食べたくなるのだ。
昔ながらの醤油味で流行りの味では無いが、いつも行列が絶えない店なので、ランチタイムを外して早く行くか遅く行く事にしている。
俺は途中でお酢を入れる派だ、サッパリとして美味しくなる。
ここの大盛りを食べるとお腹いっぱいになり、シアワセな気分になる。
さあ、地下駐車場から車を出して、有希の家に出発しよう。
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