レッドアイツー

設定資料集

(1)人物紹介

【琴（こと） りく】(16)

この物語の主人公。

突然世界の重力が消え、最愛の妹を亡くす。

そして突然現れた少女によって、自分が人間の突然変異種(特殊体質)だと知るが、りくが特殊体質になった理由は────。

武器は────を使う。

【琴 和葉】(8)

りくの妹。

原因不明の病によって早く死んだ母親を知らず、かつそのショックで自殺した父親の最後を見ている。

実は死ぬ直前、大事な事を兄、りくに言おうとしたが、その言葉はギリギリの所でりくに届く事はなかった。

【水瀬（みなせ） 風牙（ふうか）】(14)

この物語のメインヒロイン。

りくと同じく特殊体質で、作中の過酷な世界でも生きて行ける。

何事にも焦らない慎重な性格をもつ。

風牙が特殊体質になった理由は、りくとは違って────である。

武器は────を使う。

【？？？、？？？】(？)

りく、風牙といずれ仲間になる男の子と女の子2人。

同じく特殊体質だが、特殊体質になった理由はりくと同じ。

主に情報担当で、遠隔でりく達をサポートする。

【ポータブル】(1億6000万年)

この世界ーーこの物語の、言わば敵。

地球の核に古くから居座り、そこで冬眠状態になりながら、地球上に上がってくる機械を伺っていた。

こいつらのそこしれぬ本能には、主に地球を支配すると言う目標があるが、その理由は────。

ポータブルには様々な種類────人間で言えば人種の様に、形が違う場合がある。

それは強さもそれぞれ違うので、弱い方から、アテネ級→ポセイドン級→ゼウス級と、強さは何故か古代ギリシャ神話に出てくる神達によって例えられている。

知能はまちまちだが、標準の知能は人間並で、卑劣な手を使ってくる事もある。

(この3つの規格よりも異端で大幅に強い相手は、シヴァ級と例えられている)

(2)状況説明

物語の舞台は、ある日突然太平洋沖に出現した巨大な穴ーーゲートが繋がった事により、重力異常を起こした地球(日本)。

地球の核と地球表面が繋がった事により磁場が崩れ、重力が一時的に薄くなっている。

それによって空気が宇宙空間に流れ出て行き、人間の肌が焼けるほど強い紫外線が降り注ぐーー言わば世界の標準はエベレストの山頂並み。

そして最も重要なのが、そのゲートから出てきたポータブル達。

日本に上陸した最初のポータブル(アテネ級)によって、和葉は死んだ。

(3)あとがき

どうも、四方川かなめです。

レッドアイツーを書くにあたって、自分でも既に公開している話を読み返して見たのですが、7、8話のあたりーー主に状況説明の部分が自分で見ても分かりにくく、このように設定資料集と題して書かせて頂きました。

ストーリーを期待していた方、すみません。

ただの設定資料集です。

でももしこの作品を少しでも面白いと思って頂けたなら、読んでくださると幸いです。

これからも｢レッドアイツー」を、よろしくお願い致します。

ありがとうございました。