第Ⅳ章玉座に集いし者たちへ-決意、心、覚醒に至る-
「玉座に相応しい者には称賛を、ニュイ?
「仰る通りです。出すぎた真似をして申し訳ございません」
あの聖王イシュトヴァーンが頭を垂れた。今までにない展開だ。
「
ジェラフバルト卿の無から有を混沌から生命を誕生させるフォトン粒子が素粒子のぶつかり合いで宇宙誕生の大爆発となるビッククランチを起こした。ジェラフバルト卿が冥王と呼ばれるのはこの圧倒的なる魔力に偉大なる魔導士だ。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
「ニュイ、
「フォルテもさすがに維持は出来ないだろ!?偉大なる魔導士の幻影だ、
その言葉通りだ。
背後に、ノルンとアスナの二刀がニュイを刺す。ニュイの盲点である覇気を貫くアーヴァンヘルム統治した最初の王が星で造られた剣がニュイを刺す。
「今までの時間を、換算、宇宙の果ての果ての世界の果てまでイッテQ!んじゃっ、悪ィ今日はここまで。
ノルンの一振りの剣がニュイを追い詰める。覇気を剣先に集中させて”宙”のエルスレイヤー家の祖はジュリアの血縁者が多くジュリアの剣術と色気を多くが惹いてる。血統格差階級の多い社会でジュリア産駒は560000000000000人も輩出しリーディングディサイヤーも認められている。ヒトミ産駒最初の3女神のうちジュリアはヴェスタニエ家を産み同時に
「
ノルンの覇王の覇気を纏った剣戟に隙をついての秒読みのタイミングでノルンの一撃が笑いながら斬る。
「ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”」
ノルン・エルスレイヤーは後にツヴァイ・エルスレイヤーを産むアーヴァンヘルムの祖先にあたる人物で爆炎の轟雷纏う一閃からの連続で神速で相手を鞘抜かずに斬り込む奥義にニュイは呆気にとられた。聖剣拘束状態は隙が生じる。
「ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
ニュイは玉座で膝をつくがまだ
「国を造る。建国します」
その一言で何もなかった山岳を中心に天空に近い標高に都市を築かせた。
「ニュイ、矢面に出ることはありません」
「抜かすんサ!!!!!!!」
鞘で相手の脊髄を止まらす空手。アスナは鞘だけでニュイの脊髄を止めた。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
ニュイは泡を吹いてその場で倒れた。アスナは足場を飛び交い、アガートラーム国のアレインは確認の為にとニュイを覗き込んだ。
「どうじゃ?ん?ニュイ、イシュトヴァーンよ、気が済んだか?ナイスゥ、もういい加減にしろよぉ!?ア”アァ”ンもういい加減にしろよぉ、ニュイ!?」
「私が果たさなきゃいけない使命があるんだよぉナッ!?ニュイの器に覚醒状態に入ってきてるんだよ、神泉麻妙の声が!?私はもともと火あぶりで死ぬつもりはなかった、生きながらえた命と引き換えにフランスに復讐だ!?復讐の怨嗟が私を縛り付ける、拮抗し張で心が叫びたがってるんだよぁナッ!?」
白髪の長髪の女性が血を拭い、その目は青い焔に灯されていた。13世紀にフランスとイギリスによる100年戦争が勃発ブルゴーニュ地方オルレアンの陥落が間近に迫っていたころ、イギリス兵およそ3万に対して5千5百の兵を率いたのが神泉麻妙であり、その祖の礎にはニュイがいた。フランスで救国の英雄と称賛のつもりが、その妖艶とエロスティックドメスティックな容姿が災いに転じて13世紀のフランス・パリにて38歳の生涯を閉じた。ニュイ・ソシエールその人生の幕はフランスにて火あぶりとされていたのだが生きながらえたのもののフランスから極東に逃亡。爆乳の魔女は極東でとあるパチカスヤニカスOPENRECのクズと出逢い、婚姻その子孫の種に残ったのが神泉麻妙であり、聖王イシュトヴァーンである。
「死寝るつもりはねぇよなっ!?VALO最高!!!!レディアントいくべ、APEXはオワコン、クソほどつまらねぇわ!?二度とするかよ、食って寝て食って寝て、マクドは最高、美味しいもの食うほどの幸せ、感じるがいい!!!!!」
アスナはその剣の鞘を抜く。三重に包帯巻きしていた鎖付きの鞘を抜いてその刀身は青く澄み渡っていた。
「聖なる右手十字架ノ
アスナの一瞬の判断、隙を見せない相手の首をスパッと時間が止まって見える感じで刎ねた。ニュイの首がすっ飛んだ。だが、首から生えてきた。死なない異星の者。破星城アンドリウスのこの外から侵略しに来た者の特性を理解した。
「布団ちゃん、いいや!アクシア・クローネ、出番だ。レイン・アクシア・ローレン・パターソンの人格再起動だ、これ以上のモタモタとチンタラチンララッタラやってる場合じゃねぇよなっ!?」
「承知した、流石は世界を創り上げた偉大なる8人だ。その実力確かに受け止めた」
危険を察したのかヴァンダム・フォン・エスタンスはタバコを吸い、距離を取る。
「いつになったらリコイルは足元を狙え、そいつがヴァンパーじゃっと言うてんねん」
「うっせわぇわナッ!?四の五の言わずにヤレや!ガチャガチャうるせぇ蛆虫共がっ、ここは俺のチャンネルだ、口を出すなよなっ!?」
風が止む。静けさの中に風が呼ぶ。
ザーロック卿の旧姓をオリヴァー・デイヴィッド・インソムニアス・ソシエールと名を改めてコパンに名を変えた。コパンの地に小国だが、トウモロコシと水がいい国だ。オリヴァー・デイヴィッド・インソムニアス・ソシエールはザガルグレネード国の小さな州で生まれた。その後成人をしてヴァン・ヴァース魔導修道院内にて約8年過ごした後にテゥエルターナー戦役で初陣を飾り、多くの異星の使徒や将軍を討ち取り大将軍になった後コパンの土地を治められるように言い渡される。
コパンの屈強な戦士たちはディヴェルア産駒、ティア産駒、ヒトミ産駒が多い。オリヴァー・デイヴィッド・インソムニアス・ソシエールもヒトミ産駒の子。
コパンは星との繋がりがあり、王族は成人・婚姻・死後において翡翠の仮面をかぶり全身青い染料に染まっての風習がある。
コパン・ザーロックⅠ世になったオリヴァーも此度の戦は熾烈だった。
「風よ、聴こえるか」
「何様だ!?」
「名うての王よ、俺っちはコパン国の王ザーロックⅠ世だ。」
コパン王は龍滅槍を手に、大風が吹き荒れていた。ニュイは器に限界を感じていた。神泉麻妙の魂に綻びがこの星を触媒にするのは危険信号の合図だ。
「仕方なし、仕方がないとでもいうのか?当に滅んでいる。13世紀に私はこの世にはいないと思っていたが、立ち上がれ、立ち上がりーよ、不滅のイキスギイレヴニョ、ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
ニュイは諦めてはいない。目の前にコパン王の槍が反射してみえる。玉座に手をついて這い上がってコパン王は
「13世紀に火あぶりに引き換えに等価交換したのはもう一人いるんだよなぁっ!?錬金術の禁忌を知っているか?錬金術で人間を甦らすのは禁忌に触れているが、今だ!今がその時だ!」
ニュイは造られた小さな存在だ。器に定着していた神泉麻妙は確かにおっぱいが大きい?かと聞けばそうでもない。ただ普通の普通に見えるフェイクの乳。しかし、同時期にフランスの窮地に立ち向かい、イギリスからは叛逆のコーヴァスの異名を恐れられ当時の元帥閣下も異論はなかった。ジャンヌ・ダルクの50年前に遡る。ニュイが等価交換で錬成し直して魂を取り戻す相手は決まっている。OPENRECノンデリ四天王の一角布団ちゃんの祖先であるフレンを急遽錬成した。フランスをイギリスから救ったのにかかわらず裏でフランスを買収していたイギリスがフランスの異端尋問を金で買い取って書類を偽造し、フレンが文字が読めない、書けないというその弱点隙をつかれてフレンは書類に名前を書いて即日に火刑場に送られ火あぶりになったという。
「今の私はもう尽きる。この新しい時代、新時代の、新しい皇帝に感謝!美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈」
ニュイは決意を決めて器である神泉麻妙と最初で最期の対話を星の遺跡内に通じる星と星を繋ぐコミュニティ内で互いに全裸であるが対話する。
「初めて、初めましてかな?私は聖王イシュトヴァーンだ。まぁイシュトヴァーンの初代から数えて13世紀ごろだからⅥ代目だな。ニュイ・ソシエールと言う。フランスをイギリスから救った救国の一介の農民だ。農村地域で自然豊かな、大天使ミカエルの啓示で私は奮い立ちあがった。フランス革命だっけ?スクエニからはライブアライブの最終編は配信禁止だが、禁忌を破ったり、龍が如くのカプコンも配信禁止だが、禁忌に触れて競馬が大好きなのは事実さ。ん?私はお前を通じてだ、麻妙」
「よく知っているなぁ、爆乳の魔女だっけ?そう呼んでいるんだろ、謙遜し過ぎだよ。私はただのパチンコ好き、スロット好きで働きたくない働くことに異があった。楽して人生100年と思ったら、ニコ生やっていて意味はあったしニコ生からツイキャスに完全に移って声真似やらなんちゃらしていたらオーディションじゃないな?スカウトがあって楽して生きれる、稼げる自分を殺してまでもVtuberになろうとしたんだよなぁ・・・まぁ結果こうしてアンタと出逢い、アンタの魂をここに連れてきたんだしな。美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈」
「美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈」
改めて2人はここで最期の感謝を心から込めた。ここに立っているのはⅥ代目聖王イシュトヴァーンは最期の人体錬成を行う。
「麻妙、今度の人生は多少息苦しくても生きろ、人生は甲も楽なんては生きられねぇよなぁ!?働きたくない気持ちでも働け、アルバイトやパートからでも人生はその道は楽しい、Vtuberなんて意味はねぇよなぁっ!?楽して何十時間も配信してゲームするだけで稼げるんだからよぁっ!?社会に出てみろ、働きたくない感覚を捨てろ、人間の一生は100年と長い。麻妙、次の人生はVtuberなんて意味ないことはやめろ。競馬も競艇も競輪もオートレースやボートもやめろ、金の無駄だ。気がおかしくなって発狂してしまう、甘やかしでも何とでもない。社長とかの付き合いで外食して酔っぱらってホテルに行ってコンドームなしで10発なんてはしょっちゅうのことさ。案件とか違反配信の許可なんて社長と直接外食してホテルに行って身体と体の関係さえ口実に出来る、そうすればえぇじゃないか!?見ていても気がおかしくなる、感情がぐちゃぐちゃになる。麻妙、これで最期の別れだ。んじゃっ」
「お節介焼きな魔女だな。Vtuberなんて意味ないことはしねぇし、競馬もパチンコやスロットもやんねぇよ。普通に生きて、普通に死ぬがな、Vtuberなんて意味ないよ。正直に恋愛も生涯しない、男性との経験もない、30超えたら生き遅れだ。早くに結婚して子供を産む。30超えても実質Vtuberなんて、youtuberなんて自営業に近い無職だ。早めに結婚して子供を作って社会に出て正社員かパートでの就業、いい加減に目を覚まされよ、夢は見るもんじゃぇよなっ!?そうだよ、ニコニコを捨ててあの2017年の川上会長がふざけたお遊戯会でニコニコに未来はないと感じた。ちょうどパチンコ残金も。馴染み合った阪神競馬場も京都競馬場ももう競馬で溶かす貯金もすっからん、当時付き合っていた彼氏のヒモになっておしりかじり虫だった私は実家から突き放され、路頭に迷っていたその頃スカウトが来たのは。食い道稼げるなら、と思ってVtuberになったんだよなっ!?夢ぐらい見てもおかしくねぇよなっ!?右ストレートでぶっ放すぞ!?私はこうしてアンタの器になっていた分、取り越し苦労はなかった。いいよ、最後だ!もってきやがれ、賢者の石1個分は私で足りるだろッ、美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈」
魂と魂の等価交換でフレンをこの身に宿す。星の内海から衝撃の最大威圧を放つ。星の遺跡から光柱が破星城アンドリウスの虚の玉座から黒煙が立ち上る。
「ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ハッハハハハハハハハハハハハハハンンンッン”ン”ン”ン”」
肩をならし、長身の女性がゆっくりと見渡す。
「初代イシュトヴァーン?ほうか、ほうか、錬成は成功したとみる。フレンだな?神泉麻妙とニュイ・ソシエールにこの2人に感謝だ。美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈美味しいヤミー❗️✨🤟😁👍感謝❗️🙌✨感謝❗️🙌✨またいっぱい食べたいな❗️🍖😋🍴✨デリシャッ‼️🙏✨シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャ‼️🙏✨ シャッッ‼ハッピー🌟スマイル❗️👉😁👈」
この展開が最悪の空気を加速させる。コパン王は老翁だがテゥエルターナー戦役でルヴィア・ヴァーミリオン・レインであったり、アクシア・クローネこと布団ちゃん共に星の戦いに参加して大将軍に昇りつめたこともあるが、ズシッと槍を地面に突き刺す。この経験上の考えではコパン王は眼を瞑って脳内に描く。
「フレンの器だろうか?初代の聖王よ、私も歳だ。年には勝てない。だがしかし、ここからはこの老人が相手しよう」
「イキがるなよなぁ!?クソジジィ!?蛇足さんみたいな過去の栄光にすがってんじゃねぇよなぁっクソジジィがぁ!?」
「これでも私は50だよ。聖王」
風の圧が高まっている。コパン王は槍を手に、新たな依り代に錬成で蘇ったフレンは詠唱をする。
「先生、偉大なる我が父よ、先生よ、おぉ、偉大なる星の子よ、天の父に感謝し我が星の母との間に我が子の愛あり、マホーラマハローラマダターラマホーラマローラマハダータマホーラマハローラマダターラマホーラマローラマハダータマホーラマハローラマダターラマホーラマローラマハダータッ」
初代聖王イシュトヴァーンの実力にⅩ代まで続いてきた聖王の叡智が初代似の肉体もその実力も上回りつつある。
「
聖王が聖なる右手で槍を指で止める。超全盛期中の聖王にコパン王は頷く。
「
フレンの器での聖王の無数の剣戟が空間を切り裂き、宙を裂き、無明の光から闇を生み出し黒煙の爆発がコパンを爆破させる。
「ハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァゴホッゴホッ、ゴホッゴホッハァ・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・ハァ」
コパン王は倒れた今、聖王に挑めるのはルヴィアとヴァーミリオンだけだ。
「さすがにヤバい状態に、ヤバい意味でこれはッやむを得ないかね」
「おい、待てよ。切り札をキった場合、俺しかいないぞ」
ルヴィアがヴァーミリオンの肩を叩く。
「んなもんひょぉ、聖王には勝てねぇよ。超聖王様です、か」
これこそ世界の管理者設立以来あらゆる政治やそして殿上人の意のままに操ってきた裏の支配者。決意を固めたルヴィアは構えを変えた。
「ニュイ様だのイムヒョンヒョンだの、マゴだの、四の五の言わずにかっ飛ばすぞ、右ストレートでぶっ放す!?私しかもう頼れない事態には迫っている。陥っている。シャばいよ、シャバ過ぎるぜ」
これでケジメをつけるとき。世界の管理者の虚の玉座に置かれていた巨大な剣に謎を解くカギがあった。設立間もない頃、ジェラフバルト卿の首が昔は置かれて安置されていた。
「ヤレヤレ、モードチェンジ最大解放、と」
ルヴィアの覇気が紅蓮の焔を纏い黒く変化して轟雷が鳴り響く。ルヴィアのモードチェンジは始祖であるジュリアに変身できること。唯一の突破口にして、諸刃の刃だ。
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